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配偶者を信じることができますか?

Rikon

私は、長年、夫婦関係の修復の仕事に従事しておりますが、私の元にご相談にいらしてくださる皆さんのほとんどが、配偶者からの離婚宣言と配偶者の不倫問題で悩み、苦しまれている状態です。

Q. あなたは常に配偶者に対して、何らかの警戒する気持ちを持っていますか?

Q.あなたは配偶者を心から信用していないので、配偶者に対して安心感を持つことができない心境になっていますか?

Q.あなたは今までに何度も、配偶者から嘘をつかれたり、騙されたことがありますか?

Q.あなたの配偶者は、あなたとの約束を頻繁に破っているので、その結果、あなたは配偶者を信じる気持ちが減りましたか?

配偶者のそのような行為に対して常に我慢したり、ただ単に辛抱強く寛容になるのではなく、これからのあなたには、一体何ができるでしょうか。

私たち人間というのは、お互いの信頼度が低下するに従って、お互いに一緒にいることを楽しむことが減りますし、

お互いに一緒にいたいという気持ちをなくし、さらには、ふたりで一緒に共有する事柄がなくなることによって、お互いへの愛情が減っていきます。

はたして、その結果、多くの夫婦に何が起こるのでしょうか。

それは、もしかしたら、男女の愛情の部分が減ったセックスレスマリッジであり、ただ単に『生活』あるいは『子育て』というプロジェクトのみを達成するためのビジネススタイル・マリッジ(ビジネススタイル形式の結婚生活)だったりします。

ビジネススタイル・マリッジ形式の結婚生活というのは、ただ単に、自分たちが生きていくために必要な、

”実用的な事柄”や”実務的な事柄”の対処や対応のみ

に焦点を当てた結婚生活になるため、夫婦間でのロマンチックな時間や出来事は、ほぼ発生しません。

夫婦間での話題も、仕事や子供の話、あるいは、事務的な連絡事項のみのケースが圧倒的に多い状態になります。

ビジネススタイル・マリッジ形式の結婚生活を取っているご夫婦は、毎日の生活の中で、現実的に対処しなければいけない事柄についての会話は可能ですが、

お互いに恋人同士だった頃に感じた楽しさやワクワク感、一緒にいたいという気持ちが発生することはほぼ皆無の状態になります。

夫も妻もお互いに対して、恋心やときめく気持ちを持たない。

子供の父親と母親として協力することは可能。

これが、ビジネススタイル・マリッジの実態です。

だからといって、ビジネススタイル・マリッジが悪いというわけではありません。

ビジネススタイル・マリッジは、生きていくために必要な事柄についてはお互いい協力できますし、

子供がいる場合は、子供を育てるプロジェクトとして、お互いに協力することが可能ですので、

実際には、ビジネススタイル・マリッジを好む人たちも少なくありません。

私は、長年、夫婦関係の修復の仕事に従事しておりますが、ビジネススタイル・マリッジを好む方たちは、不思議とアジア圏の国々に集中しているという特徴を発見いたしました。

その中には、多くの日本人のご夫婦の皆さんが含まれております。

すべての日本人の皆さんがビジネススタイル・マリッジを好んでいるということではないとは思いますが、欧州や欧米と比較すると、圧倒的に日本はそれが多いとお見受けしております。

もしかしたら、それは日本における『結婚形式』の風潮なのかもしれません。

夫婦の両方が、ビジネススタイル・マリッジを求めている場合、その夫婦はマッチしている(合っている)と言えます。

しかしながら、もしもあなたが配偶者と、

「ロマンチックなことをしたい」

「恋人同士のような夫婦になりたい」

と希望する場合は、あなたの配偶者がそれをおこなってもいいと思えるような動機を、あなた自身が配偶者の心に作っていく必要があります。

ハートコネクティングコンサルティングでは、その方法について詳しくお教えしております。

Hearts Conecting

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◆結婚生活を良くしたければ、たとえあなたの配偶者が変わらなくても、あなたが最初に変わらなければいけないのです

married couple4夫婦がお互いに信頼できる気持ちを持つことは、ふたりが親密な関係性を持つために必要不可欠です。

あなたとあなたの配偶者が夫婦としてこのまま一生を共に歩んでいくのであれば、

あなたは配偶者を信頼する必要があり、あなたの配偶者はあなたを信頼する必要があります。

もちろん、今現在のあなたの状況が、あなたの配偶者を信頼できない状況であるならば、

おそらくあなたには、あなたの配偶者に向けて適切なバウンドリー設定が必要であり、

あなたの配偶者は、あなたからの信用を得るために必要な行動を継続し、あなたに証明する必要があることでしょう。

”配偶者を信頼する必要がある”

というお話をすると、誤解する方たちがいらっしゃるかもしれませんが、

決して私は、信頼できない配偶者を無理やり信用しなさいと言っているわけではありません

実際に、私はクライアントの皆さんたちにも、

”あなたが信頼できない配偶者を今の段階で無理に信じようとする必要はない”

とお伝えしています。

“配偶者のことを信用できない”

このことは、男女ともに発生することですので、私は女性の皆さんのみを対象に、このお話をしているわけではありません。

現に私の男性のクライアントの皆さんたちも、今までの結婚生活の中で発生した様々な問題の積み重ねにより、

「妻のある部分については信用できない。」

「妻は言葉で言っても実行しないので信頼するのが難しい。」

などといったお話をしておりますので、

自分の妻を信用できない状況に陥っている夫たちも世の中にはいるということです。

あなたが夫の立場であれ、妻の立場であれ、いずれの場合でも、今現在、あなたが配偶者を信頼できていないと感じる場合、

あなたがこのまま、配偶者を信頼しない状態で結婚生活を続けていくとしたら、

これから数十年以上続く可能性があるあなたの結婚生活の中身は一体、どのようなものになっていくのでしょうか。

はたして、私たち人間は、自分が信頼していない人間と一緒に、何十年も一緒に暮らしていくことができるのでしょうか。

世の中には、お互いに信頼する気持ちが構築されていなくても、結婚生活を続けている人たちもいることでしょう。

ただ、その人たちの多くは、

●お互いのことをまったく気にしない仮面夫婦状態

●生活のためと割り切っている同居人状態

●まったく顔を合わせない家庭内別居状態

になっている可能性が非常に高いです。

夫側にも妻側にも、自分たちにとっての打算的な考えがあったり、

実際に離婚するという選択肢を考えてみたとき、

離婚は手間も時間もお金もかかって大変であるため、離婚を決断することはできないが、

だからといって、配偶者との関係を修復して再構築していくことも面倒くさい。

そんなときに選べる選択肢はというと、

●仮面夫婦状態

●同居人状態

●家庭内別居状態

という選択肢になるのです。

子供が高校を卒業したら離婚する、子供が20歳になったら離婚する、などということを今から計画していると発言をする夫婦も意外と少なくありません。

◆多くの人は配偶者を責めることで、配偶者が変わることを期待している

なかには、

「配偶者のみに変わってもらいたい」

「配偶者さえ変わってくれれば、結婚生活がうまくいく」

と考えている人たちもおり、その人たちの多くは、配偶者を変えるために、

配偶者に不満を言ったり、配偶者を責めたり、配偶者に感情をぶつけたりしますが、

それらのどの方法も、配偶者を変える方法としてはまったく成功しない無駄な方法です。

あるいは、遠回しにオブラードに包んだように、配偶者の態度や行動を変えてもらうための何らかの提案をすることも、まったく効果がない無駄な方法になります。

そのような方法を使っていくことによって、ふたりの夫婦関係は改善されることはなく、

むしろその逆で、ふたりの関係が悪化し、悪循環を生みだすだけとなります。

もしもあなたが、あなたの配偶者から、責められたり、不満を言われたり、感情をぶつけられた場合、

あなたはそのような態度を取っている配偶者を、心の底から愛することができますか?

あなたの配偶者があなたに感情をぶつけてきたとき、

「わぁ、今日も私に感情をぶつけてくれてありがとう。

あなたが私に感情をぶつけてくれると、私はあなたのことをもっともっと、愛したいという気持ちになるわ。

これからもどんどん、私を責めてね。あなたから責められる度に私のあなたへの愛はもっと深まっていくわ。」

ということが発生すると、あなたは思いますか?

おそらく、思いませんよね。

あなたの配偶者も同じです。

もしもあなたが、配偶者から責められて、上記のように思えるという場合、おそらく、あなたは精神的な面で何かが違っています。

その場合は、もしかしたらあなたは、何らかの心理的な治療が必要かもしれません。

あるいは、もしもあなたが、

「私の配偶者は私から責められる度に私への愛を深めていくから、私はこれからも配偶者を責め続けるわ。」

という思考をお持ちである場合、あなたは精神的な面で普通ではありません。

その場合も、何らかの心理的な治療が必要です。

通常、健全な精神を持っている多くの人々は、そのような思考を持っていません。

健全な精神を持っている普通の大人は、相手から責められたり、感情をぶつけられることが度々、発生することによって、

自分を責めている相手、自分に感情をぶつけている相手に対する愛情を失っていくのです。

配偶者を責めたり、非難することは簡単ですが、配偶者を変えるためには効果的ではありません。

配偶者を責めたり、非難することは、配偶者からの愛を失うための方法としては非常に効果があります。

No affair Marriage by Toshie Ito

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◆あなたの中に健全な思考を構築すること

あなたが配偶者を信用できない原因は何ですか?

あなたは配偶者のどのような部分について信じることができないのでしょうか。

まずは、あなた自身でそれを明確にする必要があります。

たとえば、もしも配偶者が過去に浮気や不倫、不誠実な行動を取ったために、あなたが配偶者を信用できないという場合は、

●今現在、配偶者の浮気・不倫が完全に終わっている

●今現在、配偶者の浮気・不倫は水面下で続いている

これらの状況のどちらに当てはまっているかによって、あなたが取る行動は変わります。

今現在、配偶者の浮気・不倫が終わっていない状態であるにも関わらず、

ただ単に、配偶者を信じるというのは、健全な思考を持っている大人がおこなうべき行動ではありません。

もしも配偶者が、既に浮気や不倫を完全に終了している場合であるのにも関わらず、

あなたが配偶者のことを信用できない場合は、あなたの配偶者はあなたに対して、あなたからの信頼を回復するために必要な誠実な行動を示す必要があります。

もしもあなたの配偶者が、あなたとの約束を守らない、嘘を頻繁につくことによって、あなたが配偶者を信用できないという場合は、

あなたの配偶者が、なぜ、そのような行動を取り続けてしまうのか、配偶者と真剣に話し合わないといけないかもしれません。

もしもあなたの配偶者が、あなたとの約束を破り、あなたに対して頻繁に嘘をつくという状態であるのにも関わらず、

もしもあなたが配偶者を信じなければいけないとう思いになっているとしたら、

そんなあなたは健全な大人としての思考を持っているとは言えませんので、あなたの思考を健全なものに修正することが必要です。

もしもあなたの配偶者がお金の使い方や借金等で信頼できないのであれば、あなたが配偶者の代わりにその問題を解決することを止め、

あなたの配偶者が自分自身の力でその問題を解決するまで、あなたは一切、手出しをしないことが必要です。

私は今まで、夫婦関係の修復のサポートを通して、配偶者が借金問題を抱えていたり、ギャンブル依存症を抱えている人々を数多く見てきました。

問題を引き起こした配偶者自身が、自分でそれらの問題を解決する前に、

もう片方の配偶者が助けてしまうというケースを、私は今までたくさん見てきました。

その結果、どうなると思いますか?

自分で引き起こした問題を自分自身で解決せずに、他者(配偶者を含む)が解決した場合、その配偶者は、再度、同じ問題を引き起こすのです。

たとえば、夫(妻)が作った多額の借金を肩代わりしてすべて返済してあげた妻(夫)。しかし、すべての借金を肩代わりしてもらた後も、再度、借金をする夫(妻)。

ギャンブル依存症が治らず、借金までしてギャンブルを続ける夫(妻)。

そんな夫(妻)に、言われるがままにお金を渡してしまう妻(夫)。

これらの問題が発生する根本的な理由は、適切なバウンドリー設定ができていないからであり、

問題を引き起こしている側は、自分が引き起こした問題の責任を自分で取らず、自分の配偶者に取らせているという状況なのです。

このような状況下なのにも関わらず、

「自分の配偶者を信じるのが難しい。でも、信じないといけませんよね?」

などといったご質問をいただくことが多々あり、驚くことがあります。

問題を引き起こしている配偶者が、その後も同じ問題を引き起こしている状態なのにも関わらず、

もしもその配偶者を信じなければいけないと思ってしまう人がいたら、

その人は大人としての健全な思考を持っているとは言えません。

残念ながら、配偶者の誠実な行動なしで、あなたがあなたの配偶者を信頼できるようになることはないのです。

もしもあなたが、配偶者を信頼できるようになりたいのであれば、あなたに必要なことは、

(1)あなたの思考を健全なものに修正すること

(2)配偶者の問題は配偶者自身に解決させるようにすること

(3)配偶者があなたに対して誠実な行動を示すこと

これらが必要です。

夫婦コンサルタント
伊藤敏恵

Heart connecting

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Q.1 あなたは、ご主人にお願いをきいてもらいたいと思っていらっしゃいますか?

Q.2  あなたは、ご主人にお願いをしてもきいてもらえないからお願いするのをあきらめていますか?

Q.3  あなたは、ご主人にお願いしたいことがあるけど、ご主人が察してくれるのを待っている、という状態にいらっしゃいますか?

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