私が、多くの皆さんからご質問をいただく質問のひとつ、『夫婦関係の修復のタイムリミットはいつまでですか?』というご質問があります。
私の元には、毎日のように配偶者から離婚宣言をされてしまった皆さんからのご相談が寄せられますけれども、
なかには、非常に深刻な状況に陥っていらっしゃる方たちもおりますし、かなりの危機的レベルまで到達していらっしゃる皆さんたちもおられるという現状です。
今まで、離婚寸前のご夫婦の皆さんを数多く救ってきた夫婦コンサルタント伊藤敏恵が、多くの皆さんからいただくご質問のひとつ、『夫婦関係の修復のタイムリミットはいつか?』についてお話させていただきます。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
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【夫婦関係の修復のタイムリミットはいつまでか?】
By. 夫婦コンサルタント/心理カウンセラー伊藤敏恵
本日は、多くの皆さんからご質問をいただく質問のひとつ、『夫婦関係の修復のタイムリミットはいつまでですか?』について、お話させていただきたいと思います。
私の元には、毎日のように配偶者から離婚宣言をされてしまった皆さんからのご相談が寄せられますが、
なかには、非常に深刻な状況に陥っていらっしゃる方たちもおりますし、かなりの危機的レベルまで到達していらっしゃる皆さんたちもおられるという現状です。
今、私のこのお話を聴いてくださっているあなたのご夫婦関係の状況がどれくらいの危機的レベルになっているのかについては、私にはわかりませんが、
ただ、私があなたにお伝えしたいことは、
「かなりの危機的状況になるまで、待たないで欲しい」ということなのです。
私は今まで、数多くのご夫婦関係の修復に携わってきておりまが、残念ながら、すべての皆さんがご夫婦関係の修復ができるわけではありません。
理由は、夫婦関係の修復には、タイムリミットがあるからです。
おそらく、どのご夫婦の皆さんにも、危機的な状況やタイムリミットに到達する前に何らかの前ぶれがあったはずだと思います。
例えば、言い合いや喧嘩が増えるということであったり、お互いに顔を合わせる時間が減ったり、夫婦での会話がなくなっていったり、
または、スキンシップやセックスがない状態が長期間続いていたり、
配偶者の帰宅時間が遅くなり、ときには朝帰りなども発生したり、配偶者のお金の使い方が変わったり、
または、配偶者が今までと違うライフスタイルを持つようになる。
今までやっていなかったことを、突然、やり始めたりするなど、今、お話しましたことは、ほんのいくつかの例ではありますけれども、
どのご夫婦の皆さんにも、タイムリミットが近づいている何らかの前ぶれがあるはずなのです。
もちろん、家庭内別居状態というのは、危機的レベルとタイムリミットの前触れとしては、かなり危険度が高いものになりますので、
もしもあなたが今現在、家庭内別居を続けている状態で、もしもあなたが、夫婦関係の修復を望む場合は、
一刻も早く、家庭内別居状態を止める必要がある…ということになります。
私の元にご相談に来てくださる皆さんは、何とかして、ご自分の夫婦関係を修復したいと本気で思っていらっしゃる方たちが多い状態ではありますが、
世の中には、配偶者から離婚宣言をされても、そのまま、放置してしまい、
離婚という話題に触れないで、しばらく配偶者をそっとしておけば、もしかしたら、もとのように普通になるかもしれないという期待をして、
何もしない方たちも、結構な数、いらっしゃるのではないかなと、私は思っております。
放置という言い方が適しているかどうかはわかりませんが、配偶者から離婚宣言されたのにも関わらず、
配偶者に対して、修復に向けた適切なアプローチをしない場合は、放置といいますか、そのまま、見過ごすといいますか、
ただ単に、毎日が過ぎていく状態を続けていると、あっと言う間に、配偶者の1回目の離婚宣言から、数か月経っている…。
というような状態になってしまい、その後、ある日、突然、配偶者が記入済の離婚届けを持ってくる。
というようなことが、わりと多く発生していらっしゃるというのも、私がクライアントの皆さんたちを通して、体験している現状だったりもいたします。
その時点になりますと、配偶者の離婚の決意はかなり固くなっておりますので、一番最初に、配偶者が離婚宣言をしてきた時よりも、離婚撤回が難しくなる可能性が高くなっていきます。
そして、そのときになって、「これは、非常にマズイ!」と思い、「なんとかして、修復しなければいけない」「修復に必要なことを早急に始めなければいけない!」と思い、
私の元にご相談にいらしてくださる方たちも、意外と多いような現状です。
配偶者から離婚宣言された後というのは、例えとしては、家のどこかで火災が発生し、火事になっている状況と同じなのです。
配偶者からの離婚宣言が発生したのにも関わらず、もしも、早急に修復に向けた適切なアプローチをおこなわないという場合、
それは、家のどこかで発生した火を、そのまま、ただ、見つめている、ということと同じ状況だというふうに思っていただきたいのです。
ぜひ、このことを想像してみて下さい。
もしもあなたが、あなたの家のキッチンで火事が発生していることを見つけた場合、あなたは何をしますか?
まさか、何もせずに、黙って、燃えているキッチンを見ている…なんてことはないですよね?
おそらく、多くの皆さんは、自分の家のキッチンで火災が発生したら、すぐに、その火を消すことをトライするか、あるいは、消防署に電話します…よね?
しかし、配偶者からの離婚宣言が発生した後、修復に向けての適切なアクションを取らない方たちというのは、
自分の家のキッチンで発生した火災に対して、何のアクションも取らずに、ただ、火が燃え広がっていくのを見ている。この状態と同じ、だということなのです。
燃えている火に対して、何の対処をしなければ、当然のことながら、その後、キッチンの火は、ダイニングルームに燃え移るかもしれません…よね?
もしもあなたが、部屋が燃えているとき、何もしなかったら、あなたの部屋は、一体、どうなってしまうのでしょうか。
もしもあなたが、燃えている部屋を見ながら、「どうしていいかわからない。」といって、何もせずに、ただ、火が燃え広がっていく様子を見ているとしたら、
その後、火がリビングルームから、ベッドルームにまで燃え広がってしまったので、あなたは、急いでインターネットで『家の火の消し方』というのをリサーチするわけです。
しかし、インターネット上には、たくさんの『家の火の消し方』の情報が氾濫しているため、あなたはどれが正しい情報なのか、まったく、わからなくなってしまいます。
そして、あなたが、インターネットで 効果的な『家の火の消し方』を探している最中も、あなたの家の火は、どんどん、燃え広がっているので、
ついに、あなたは 消防署に電話をかける…というアクションを取るのです。
そして、あなたは消防署の方に、「火の消し方を教えてください!」「教えてもらえれば、火を消すために何でもします!」と言うわけです。
しかし、火の消し方を知っても、あなたは「できない。」と言って火を消そうとはしないんです。
あなたは、 「頭ではわかっているけどできない。」「やらなくちゃいけないとはわかっているけど、できない。」といって、
キッチンからリビングルーム、そして、ベッドルームまで燃え広がった火を消すことなく、この状態になっても、まだ、燃え広がっている火を見続けているんですよね。
そして、家の大部分が燃え尽きた状態になったとき、ようやく、あなたは、「火を消さなくちゃ!」と言って、行動しようとするのですが、
でも、残念ながら、それでは、もう、遅いのです。
家のほとんどが燃え尽きてしまい、家の骨組みだけが残った状態で、あなたはこう言うのです。
「私の家を前の状態に早く戻したい!」と。
でも、その時点では、それはとても難しい話だとだと思うのです。
夫婦関係の修復も、これと同じことなんです。
『発生した家の火災』を配偶者からの離婚宣言という言葉に置き換えてみて下さい。
そして、『家の火の消し方』という言葉を夫婦関係の修復方法という言葉に置き換えて、考えてみて下さい。
世の中の多くの皆さんは、只々、インターネットで夫婦関係の修復方法をリサーチしているだけで、
実際に適したアクションを取ることをせずに、自然に夫婦関係が修復されることを待っているといいますか、
何もしなくても、なんとかなる、と思っているのかもしれませんが、
私の今までの、数多くの夫婦関係の修復の経験から言えることは、適切なアクションを取らずに、タイムリミットが来るまで放置してしまうことは、
家の中で発生した火災に対して、適した対処をせずに、家が燃え尽きるのを待っているのと状態だということになってしまいます。
そうなりますと、私のお話を聴いてくださっている聡明なあなたであれば、そのあと、何が発生するのかについては、簡単に想像できるのではないかなと思うのです。
夫婦関係の修復にはタイムリミットがあります。
そのため、配偶者からの離婚宣言が発生した後、もしも適した対応をしていかない場合は、タイムリミットに近づくスピードが早まる可能性があることも考慮していかなければいけません。
「頭ではわかっているけど、できない。」とか、
「やらなければいけないのはわかっているけど、できない。」
というような気持ちを持ちながら、毎日を過ごしている場合は、日に日に、修復の可能性が減っていくということも、ぜひ、ご注意下さい。
もしも、今現在、あなたが配偶者から離婚宣言をされいらっしゃる状態で、
もしもあなたが、離婚回避をするために、どのようなことをおこなったらいいのかわからない場合は、ぜひ、私にお気軽にご連絡いただければと思います。
夫婦関係の修復につきましては、配偶者からの離婚宣言が発生した後、一日でも早く、適切な対応をすることが修復の可能性を高めるために、非常に重要になります。
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