夫婦関係の修復というのは、月日が経てば経つほど、修復できるチャンスが減ります。
今まで、離婚寸前のご夫婦の皆さんを数多く救ってきた夫婦コンサルタント伊藤敏恵が、『夫婦関係が悪い夫婦が選ぶ4つの選択肢』についてお話させていただきます。
もしもあなたが、ご自分の夫婦関係を改善したいと思っていらっしゃるのであれば、あなたが今おこなっていることが当てはまっているかどうか、是非、チェックしてみて下さい。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
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【夫婦関係が悪い夫婦が選ぶ4つの選択肢】
By. 夫婦コンサルタント/心理カウンセラー伊藤敏恵
世の中には、夫婦関係がうまくいっていないご夫婦が、大勢いらっしゃいます。
もしかしたら、あなたの周りにもそのようなご夫婦がいらっしゃるかもしれませんし、あるいは、もしかしたら、今、私のお話を聞いてくださっているあなたも、ご自分の夫婦関係で悩んでいらっしゃるかもしれませんね。
本日は、「夫婦関係が悪い夫婦が選ぶ4つの選択肢」についてお話させていただきます。
もしもあなたが、ご自分の夫婦関係を改善したいと思っていらっしゃるのであれば、あなたが今おこなっていることが、これから私がお話することに当てはまっているかどうか、是非、チェックしてみて下さい。
夫婦関係がうまくいっていないご夫婦が取る選択肢のひとつ。
■1. 何もしない
この、何もしないということなんですけれども、これは今の現状維持といいますか、このまま、何もせずに、ずっと、残りの人生を過ごそうとしているといいますか、
夫婦関係がうまくいっていないご夫婦の多くは、「不満足な夫婦関係でも、ないよりはマシ」と思っていらっしゃいます。
仮に、配偶者とギクシャクした関係であったとしても、配偶者が自分のことを無視するような状態でも、あるいは、配偶者から離婚したいと言われていても、
「このまま、この問題に触れずに、普通にしていたら、配偶者の気持ちがいつか変わるかもしれない。」
と思い、何もしないという選択肢を取る方たちは、意外と多いように私は思っています。
他の例といたしましては、配偶者が別れたいと言ってきたのにも関わらず、
配偶者のためにお食事を作ることや家事を頑張っていれば、配偶者が離婚を撤回してくれるだろうと、期待して、
一生懸命、配偶者の食事の支度や家事を頑張る方たちが多い、ということを、私は、今までの長年の夫婦関係の修復のサポートを通してお見受けしておりますが、
残念ながら、お食事の支度や家事で配偶者との関係修復に成功するわけではありません。
夫婦関係の修復のためには、食事の支度や家事以外にもっと、やらなければいけない重要なことがあるのです。
夫婦関係が悪くなっても何もしない、というのも、ひとつの選択肢ではありますけれども、実際にこれを選択することによって、夫婦関係の修復は、益々、難しい方向に向かいます。
夫婦関係が悪くなっても何もしない。実際にはこれを選択するご夫婦は意外と多いように思います。
ただ、この選択肢を取った場合ですが、いつかどこかの時点で、今の現状に耐えられなくなった夫婦のどちらかが、離婚を強硬的に進めてくる状態にはなります。
配偶者が離婚を強硬的に進めてくる段階に達してしまった場合というは、通常の夫婦関係の修復よりも、もっと長期間かかり、もっと難しくなる。
ということになりますので、何もしないという方法を選択することは、夫婦関係の修復がより一層、困難になる状況に向かいますので、ぜひ、ご注意いただく必要があります。
夫婦関係がうまくいっていないご夫婦が取る選択肢の2つめは、
■2. 配偶者を責める
こちらは、自分の思い通りの結婚生活がおくれていない場合、あるいは、自分にとって不満足な何かが結婚生活の中で発生している。
ということに対して、「配偶者がアレを変えてくれればうまくいく。」とか、あるいは、「配偶者がこれをやめてくれればうまくいく。」と思い、配偶者に態度や行動を変えてもらうために、
「どうしてこんなことしているの?」とか、「なんで、こんなことをするの?」といったような言い方をして、配偶者に態度や行動を変えてもらおうとする。
ということをやられる方たちがおりますけれども、これは配偶者の目から見ますと、責められていると感じる言い回しですので、夫婦関係の修復にはまったく役立たない、ということになります。
もしも、ご夫婦のどちらかが、配偶者に対して、これを続けておりますと、そのうち、配偶者との間に、確実に心の距離が発生します。
自分と配偶者との間に、心理的な壁や心の距離を作りたい場合は、この方法は非常に効果がある方法ではありますが、
もしも配偶者との関係性を良くしたいという目標を持っている場合は、この方法は止める必要があります。
夫婦関係がうまくいっていないご夫婦が取る選択肢の3つめは、
■3. 配偶者に対して、攻撃をする
こちらは、ご自分が持っている苛立ちや怒りのお気持ちといった感情の部分、ご自分の感情を配偶者にぶつけるということになるんですけれども、これをおこなってしまう皆さんは、意外と多いと私はお見受けしております。
こちらにつきましては、妻側にも夫側にも、両方発生しております。
私の元には、男性のクライアントの皆さんと女性のクライアントの皆さんの両方がいらっしゃいますけれども、
私の元にご相談にいらしてくださっている女性の皆さんたちの夫に、比較的、このタイプの方は多いです。
私の元にご相談にいらしてくださる男性のクライアントの皆さんたちの中には、ご自身の妻に対して、感情をぶつけ過ぎてしまい、
このことが原因で妻から離婚したいと言われていらっしゃる方たちが意外と多い状態だったりします。
配偶者に自分の感情をぶつけることを続けておりますと、もちろん、どこかの時点で、感情をぶつけられ続けた側は、離婚をしたいと言うようになりますし、
私たち人間は、通常、自分に感情をぶつけてくる配偶者のことを、愛することは非常に難しくなると思います。
自分の配偶者に対して、自分の感情をぶつけるというこの方法は、配偶者に対して、大きなストレスを作り出すものになりますので、
もしも、夫婦のご関係を早急に終わらせたいときには、非常に効果的な方法になりますけれども、もしも夫婦関係を良くしたい場合は、絶対にNGな方法になりますので、ぜひ、ご注意下さい。
夫婦関係がうまくいっていないご夫婦が取る選択肢の4つめは、
■4. 夫婦関係を今すぐ終わらせる
こちらは、簡単に言ってしまうと、離婚をするということになりますけれども、ご夫婦ふたりがこの選択肢に対して、納得できるのであれば、これもひとつの選択になると思います。
私個人的には、離婚は、できる限り、しない方がいいとは思っています。
もしも可能であるならば、配偶者との関係を修復して、夫婦としてやり直すということが、本来は理想的だと思っています。
お子さんがいらっしゃる場合は、尚更です。
ただ、ときにはそれができない状況になっていらっしゃるご夫婦の皆さんもおられますので、必ずしも、すべてのご夫婦の皆さんが、離婚を選択しないわけではないと私は思っております。
夫婦関係につきましては、やり直しができるレベルだった場合は、まだ、やり直しができますけれども、
もしも、おふたりの夫婦関係が、やり直しができないレベルまで到達してしまった場合には、どんなに望んでも修復はできませんので、
夫婦関係の修復をのぞんでいる皆さんにおかれましては、修復のためのタイムリミットが来る前に、修復に必要なことをおこなうことが重要になります。
なかには、配偶者との関係が悪くなってしまい、関係修復をしたいと思ってはいるものの、
何から始めたらいいのかわからないし、どうやってやっていったらいいのか、全然わからない、という方たちもいらっしゃるとは思いますが、
もしも、今現在のあなたが、夫婦関係の修復で悩んでいて、もしも、今現在のあなたが、ご自分の力では、もう、どうしようもない、
という状態になっているのであれは、おそらく、夫婦関係の修復の専門家にご相談していただくタイミングなのかもしれないと私は思います。
もしも、今、私のお話を聞いてくださっているあなたが、夫婦関係の修復で悩んでいて、
もしも、あなたの今現在の状況が、あなたおひとりで対応することに無理がある、ということであれば、ぜひ、私にご相談いただければとは思いますが、
仮に、あなたが私の元にご相談にいらしてくださらなくても、あなたを全力でサポートしてくださる夫婦関係の修復の専門家を、
あなたが見つけてくださるのであれば、それはそれでいいと私は思うんですね。
全力でサポートするということの意味は、あなたの今の現状を打破するために必要な、具体的で明確な方法や、
あなたの希望を達成するために必要な行動指針といいますか、明確な計画と達成するための適した戦略をご提案してくれる、という意味になるのですけれども、
あなたに対して、明確な行動案をきちんと的確に示してくれて、さらには、あなたがその戦略で行動した後には、こんな展開の可能性があるから、このパターンの場合は、次はこの行動を取る必要があるよ、とか、
このパターンになった場合は、次はこちらの選択肢を取れますよ、などといった、明確な行動案を、状況別に適切に提案してくれる夫婦関係の修復の専門家を、
あなたが持っているのであれば、その専門家のご提案に従って、夫婦関係の修復に必要なことをご継続いただければよろしいかと思います。
ただ、残念ながら、夫婦関係の修復のサポートをおこなっていらっしゃる方たちの中には、
ご相談者の皆さんに対して、状況別の明確な行動案や、適切な計画と戦略をご提案してくださらない方たちも一定数いらっしゃると思いますので、その場合は、もしかしたら、他にご相談できる方を探した方がいいかもしれません。
これは、どの業界でも同じだと思うんですけれども、その道のプロとして仕事をしていくということになりますと、どれだけの経験を積んできているか?ということが、非常に重要になりまして、
この経験の積み重ねをしていらっしゃる皆さんというのは、色々なパターンを熟知しておりますので、そのため、どのような困難な状況でも、おこなうべき必要な選択肢のカードを、ご相談者の皆さんにご提供できるのです。
私自身も、そのようにしておりまして、もしかしたら、ご相談者の皆さんの目から見たら、もう、絶望的な状況のように思えていても、私の目から見たら、まだ、できることがあり、ご相談者の皆さんに対して、今やるべき行動案の選択肢をご提供できる、というわけなのです
私たち人間のすべてに共通していることは、人生はたった1度きり ということです。
そのたった1回の人生を、どのように生きるかは、あなたの自由ですし、あなたの選択になります。
あなたの人生ですから、あなたがどのような選択をしようとも、それはあなたの自由ということになります。
夫婦関係が悪い状態であったり、配偶者から離婚したいと言われ、配偶者の気持ちがなくなってしまった状態の結婚生活であっても、
もしもあなたがそれを続けるという選択肢を取るのであれば、それもあなたの選択肢のひとつだということになるわけです。
ただ、私が思いますことは、もしもあなたの今現在の夫婦関係が悪い状態をこのまま、続けていったら、あなたは、ご自分の人生が終わるとき、あなたは一体、何を思うのでしょうか…。
私たちは、永遠に生き続けることはできません。
私たちの誰もが、歳を取り、年老いていきます。
あなたが歳を取ったとき、仮にもしもあなたの体調が悪くなるようなことが発生したとき、このままの状態が続いたら、果たしてあなたの配偶者はあなたの面倒を見てくれるのでしょうか…。
もしも、あなたと配偶者の関係が悪い状態が続き、もしもあなたが、配偶者との関係を良い状態にしなかったら、
もしも万が一、あなたに何らかの問題が発生したとき、あなたの配偶者はあなたを助けてくれるのでしょうか…。
世の中の多くの皆さんは、自分たちの『未来』について真剣に考えていないかもしれません。
もしかしたら、自分たちの『未来』について真剣に考える時間がない、というふうにおっしゃる方たちもおられるかもしれません。
あるいは、もしかしたら、配偶者が「離婚したい!」と言っていても、タイムリミットが来るまで、まだ時間がある、と思い込んでいらっしゃる方たちもおられるかもしれませんが、
夫婦関係の修復というのは、月日が経てば経つほど、修復できるチャンスが減ると思っていただいた方がいいです。
私の元には、非常に危機的な状況に陥っている皆さんからのご相談が多く寄せられますけれども、なかには、離婚へのカウントダウンが始まっていらっしゃる方たちもお見受けしている現状です。
もしも、あなたの夫婦関係が悪い状態で、もしもあなたが配偶者から離婚したいと言われている場合で、もしもあなたが離婚を望まないであれば、あなたに必要なことは、一刻も早く、修復のために必要なことを実行することです。
もしもあなたが、そのための適切な方法を知らない、ということでしたら、ぜひ、私にご相談ください。あなたの状況がどのような状況でも、私はあなたを全力でサポートさせていただきますので、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
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