私の元には、男性・女性の両方の皆さんからのご相談が数多く寄せられますが、最も多くいただくご相談は、
- 配偶者が離婚したいと言っている
- 配偶者から離婚を強要されている
- 配偶者が離婚届を持ってきた
- 配偶者が離婚調停を申請した
- 配偶者が別居したいと言っている
などといったような『離婚』にまつわるご相談です。
私の元にご相談にいらしてくださる方たちのほとんどが、私の元にご相談にいらっしゃる前、別のカウンセラーさんたちにご相談をした経験があり、
その中で頻繁におこなわれていることは、
- 離婚したいと言っている配偶者へ謝罪をする
- 離婚したいと言っている配偶者へ謝罪の手紙を書く
- 離婚したいと言っている配偶者と話し合いの機会を持つ
- 離婚したいと言っている配偶者に離婚を思い留まるよう説得する
などといったことです。
残念ながら、これらの方法はまったく効果がなく、かえって逆効果になっておりますので、私はこれらの方法をお勧めしておりません。
■離婚したいと言っている配偶者の気持ちが変わらない限り、離婚撤回は発生しない
多くの皆さんは、もしかしたら『人の気持ちが変わる』ということの意味をわかっていないかもしれません。
私は、常日頃、人の気持ちは変わるということをお伝えしております。
人の気持ちは変わります。
私は、この世の中で人の気持ちほど、変わりやすいものはないと思っております。
例えば、あなたが夫婦関係の修復をおこなっている最中だと仮定した場合、
今日のあなたは、「修復を頑張ろう!」とやる気を出すかもしれませんが、
もしも配偶者からの冷たい言葉や、配偶者からの冷たい態度が発生した場合、
あなたは、すっかり、意気消沈し、心が折れた気持ちになるかもしれません。
そうなると、明日のあなたの気持ちは、「もう、修復を頑張っても無理なのかもしれない。」といったようなネガティブな気持ちになることでしょう。
私は今まで、数多くの男女の皆さんたちとのセッションを繰り返しおこなってきており、
その経験からも言えることは、人の気持ちは常に変化するということです。
やる気がある日もあれば、やる気が出ない日もある。
このようなことから、人間の気持ちというのは、その時の状況によって変動するものだということがわかります。
あなたの配偶者も人間ですから、あなたの配偶者の気持ちも変わります。
しかし、もしもあなたが、あなたの配偶者の気持ちを変えたいと思うのであれば、
あなたの配偶者の気持ちが変わるために必要なことをあなたはおこなわなければいけません。
私の元にご相談にいらしてくださる男女の皆さんたちが、よくおっしゃる言葉の中に、
「自分の夫(妻)は、もう気持ちがないと言っています。」
というものがあります。
あなたは、この”気持ちがない”が一体、何を指しているのかわかりますか?
この”気持ちがない”の中身は、
『結婚生活(または人生)を、彼ら(または彼女ら)の配偶者と一緒に過ごしていきたい気持ちがない』
という意味なのです。
夫婦の離婚問題に関して、もしもあなたが今現在、配偶者から離婚したいと言われている場合、
離婚したいと言っているあなたの配偶者の気持ちが変わるということの意味は、
配偶者があなたと一緒に結婚生活を続けたいと思う気持ちを持つ
ということになります。
もしもあなたの配偶者が、離婚をしたいと言っている場合、
今現在の配偶者はあなたと一緒に結婚生活を続けたいという気持ちを失っている状態であることを、あなたは理解する必要があります。
多くの皆さんは、「気持ちがない」という言葉を聞くと、「好きという気持ちがなくなった」というように解釈するかもしれませんが、
通常、多くの皆さんの結婚というのは、好きとか、愛しているとか、そのような感情だけで成り立っているわけではありません。
私は今まで、非常に多くの数の皆さんの結婚を見てきておりますが、純粋に愛だけで結婚を構築されている夫婦は、ほとんど存在しません。
もちろん、配偶者に関して好きな側面があるとか、仮に配偶者に愛情を感じているという側面を持っている方たちがいたとしても、
ただ単に、愛情だけで結びついている夫婦はいないということです。
つまり、それは、彼ら(彼女たち)の結婚には、愛情以外の何かも含まれているということを意味します。
理由は、私たち人間は、自分と結婚生活を続ける配偶者に対して”何らかの自分にとってのメリット”を求めてしまうからです。
英語では、Benefit(ベネフィット)と言います。
■多くの女性は、自分の夫に経済的安定を与えてくれることを求めます
通常、多くの女性は、自分の夫が自分に対して”経済的安定”を与えてくれることを求めます。
もしもこの記事を読んでいるあなたが男性である場合、ぜひ、ご自分の収入を少しでも増やすことや、ご自分のキャリアを高めることをおこなって下さい。
理由は、多くの女性にとっては、自分の夫のキャリアが高く構築されていることや、
自分の夫の収入が一般的な平均収入よりも高いことは、女性にとって自分の夫を維持したいと思う動機に繋がるからです。
女性というのは、愛だけで自分の結婚相手を選ぶわけではありません。もちろん、男性も同じだと思います。
これは女性自身が意識していないことではありますが、女性という生き物は、自分が結婚する相手が、
自分(あるいは自分と子供)に対して、安定した安全な生活を与えてくれる人かどうかを見極め、
相手が自分(あるいは自分と子供)に対して、安定した安全な生活を与えてくれる人だと確信した際に結婚を受け入れるのです。
そうでなければ、女性という生き物は結婚を選択しないのです。
そのため、近年では、結婚をしない独身男性や独身女性が増加しておりますが、
女性が結婚を選択しない理由のひとつには、独身男性の収入が低いという理由があるのです。
■結婚当初は、男性も女性も、自分の配偶者が持っている何らかの魅力に惹かれていたはず
あなたが男性であっても、あなたが女性であっても、おそらく、あなたはあなたの配偶者と結婚する前は、
あなたの配偶者が持っている何らかの魅力に惹かれていたはずです。
あるいは、あなたはあなたの配偶者が持っている何らかの付加価値に惹かれていたのかもしれません。
また、あなたの配偶者も、あなたが持っている何らか魅力に惹かれていたはずですし、
もしかしたら、あなたの配偶者も、あなたが持っている何らかの付加価値に惹かれていたのかもしれません。
配偶者が離婚したいと言っている場合、おそらく、あなたの配偶者は、今現在のあなたに魅力を感じていないか、
あるいは、配偶者の目から見ると、今現在のあなたは付加価値を失った人になってしまったのかもしれません。
世の中の多くの皆さんたちの結婚というのは、愛だけで成り立っているわけではありません。
私は今まで、非常に多くのご夫婦の皆さんたちを見てきておりますが、
世の中には、様々な形の夫婦が存在し、その多くは、愛だけで成り立っている夫婦ではありません。
しかし、それも実際には納得できる部分があります。
結婚に関する歴史的な部分を見ていきますと、どの国でも、恋愛結婚というのはつい最近の時代に発生し始めたものであり、
そもそも、私たち人間がおこなってきた結婚というのは、お家同士で決められたものであったり、
政略結婚であったり、お見合い結婚であったり、必ずしも”愛”は必要ではなかったのです。
今の現代であっても、国によっては、結婚はお家同士が決める結婚や、お見合いでの結婚をされていらっしゃる方たちもおられます。
実際に私のクライアントの皆さんたちの中にも、お見合いで結婚された方たちがおりますし、
私の親戚にもお見合いで結婚した方たちがおります。
お見合いで結婚する場合は、大抵、相手が持っている条件(付加価値)と、こちら側の条件(付加価値)が、お互いに求めているものになっているか、ということを吟味します。
お互いに求める条件が一致した場合は、お見合い成立になりますが、条件が一致しない場合は、当然のことながらお見合いは成立しません。
恋愛結婚は、一見、相手の条件(付加価値)を気に留めていないように思えますが、実はそうではありません。
女性の中には、男性のキャリアや収入、社会的地位やステイタスといった条件を満たしている男性を選ぶ女性たちもおり、
なかには、自分の夫のキャリアや収入、社会的地位やステイタスを他の女性たちの夫たちと比較する女性たちもおります。
男性の中には、自分が獲得した女性の年齢が若ければ若いほど、他の男性たちに自慢する男性たちもおりますし、
自分の妻の能力やスキルが高いことを誇りに思い、他の男性たちの妻たちと比べては優越感に浸る男性たちもおります。
つまり、多くの人たちは、愛だけで結婚相手を選んでいるのではなく、その相手が持っている付加価値を、相手を選ぶ際の判断基準にしているのです。
配偶者が離婚したいと言っている場合、配偶者側の目から見たら、あなたの付加価値は減った、
あるいは、あなたの付加価値はなくなったと配偶者は思い込んでいる、という状態なのです。
■あなたの魅力を高めることは配偶者の気持ちを変えるために必要
ご自身の魅力を高めることは、配偶者の気持ちを取り戻すために必要なことのひとつです。
これは、あなたが男性であっても、女性であっても、あなたが配偶者の気持ちを取り戻したいと望むのであれば、必要なことのひとつです。
ご自身の魅力を高める
このお話をすると、ご自身の魅力を高めることに抵抗される方たちも一定数おられます。
私は、あなたが男性であっても、女性であっても、あなたの魅力がないということを言っているのではありません。
あなたの配偶者の目から見ると、今のあなたの魅力が減ったように見えている
と言っているのです。
だからこそ、あなたの配偶者の目から見て、以前のあなたよりも魅力的に見えるようになるために、
あなた自身の魅力を高める必要がある、というお話をしているのです。
どのような部分に魅力を感じるかは、人によって異なります。
そのため、あなたはあなたの配偶者の目から見て、配偶者を惹きつけるために十分な魅力を構築する必要がありますし、
あなたの配偶者の目から見て、配偶者があなたを維持したいと感じるためのメリットを構築する必要があるのです。
もしもあなたが、
「あなたの配偶者の目から見て、配偶者があなたを維持したいと感じるためのメリットを構築したくない。」
と思う場合は、もしかしたら、あなたはあなたの配偶者を失うかもしれません。
理由は、もしもあなたが、
”あなたの配偶者の目から見て、付加価値を感じない人”
だと、あなたの配偶者から認定されてしまった場合、遅かれ早かれ、あなたの配偶者は、今現在のあなたよりも魅力を感じる人を選ぶことになるからです。
私たちの誰もが、人の気持ちを拘束することはできません。
あなたもあなたの配偶者の気持ちを、あなたに縛り付けて拘束することはできません。
あなたが、唯一、できることは、あなた自身の付加価値を高めることであり、
あなたの配偶者が、もう一度、あなたのことを『魅力的な人』だと思ってくれるために必要なことをすることです。
もしもこの記事を読んでいるあなたが女性であるならば、あなたの付加価値と魅力を最高値に高めるために、トロフィーワイフプログラムがお勧めです。
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Q.1 あなたは、ご主人にお願いをきいてもらいたいと思っていらっしゃいますか?
Q.2 あなたは、ご主人にお願いをしてもきいてもらえないからお願いするのをあきらめていますか?
Q.3 あなたは、ご主人にお願いしたいことがあるけど、ご主人が察してくれるのを待っている、という状態にいらっしゃいますか?
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