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不倫の定義と不倫を終わらせることができるタイプとは?

No affair Marriage by Toshie Ito

No affaiar marrige

おそらく、多くの皆さんは、配偶者の不倫が発覚する前は、

「私は絶対に配偶者の不倫を受け入れない。」

と思っているかもしれません。

しかし実際には、配偶者の不倫が発覚した後、それを黙認してしまう人たちが多いことも事実です。

”ニーディ”な人々は、ほとんどの人が容認できない、あるいは、受け入れられない配偶者からの態度や行動に対して我慢します。

Needy

例えば、自分の配偶者が不倫を続けている場合、配偶者に不倫を終わらせてもらいたいと思う気持ちがあっても、

実際には、配偶者の不倫を終わらせるために必要な行動を取ることができず、嫌々ながらも、配偶者の不倫を受け入れてしまう

このような選択肢を取ってしまう人々は、ニーディと言えます。

「もしも自分の配偶者の不倫問題に対して、必要な行動を取った場合、

配偶者が怒って、離婚すると言ってくることが怖いから、配偶者の不倫問題に対応できない。」

と思ってしまう人たちもニーディであると言えます。

ニーディな人々の根底にある感情は『不安と恐れ』です。

●配偶者が自分から去っていってしまうのではないかという不安と恐れ

●配偶者から嫌われてしまうのではないかという不安と恐れ

●配偶者から離婚宣言されてしまうのではないかという不安と恐れ

●配偶者が自分を捨てて別の人を選んでしまうのではないかという不安と恐れ

●配偶者と離婚してしまったら経済的面で困るのではないかという不安と恐れ

●配偶者がいなくなったら生きていけないのではないかという不安と恐れ

このような種類の不安と恐れがあることによって、自分の配偶者に対して適切な行動を取れない。

これがニーディの人々が抱えている状況のひとつです。

配偶者の不倫問題を完全に解決するためには、ニーディである側面を減らしていくことが重要なキーポイントになります。

通常であれば、おそらく多くの既婚者の皆さんたちは、自分の配偶者が不倫をし続けることを容認したくないと推測します。

しかし、たとえ、自分の配偶者の不倫が容認できないものであっても、

たとえ、自分の配偶者の不倫が受け入れられないものであっても、現状を変えず、受け入れてしまう。

これが、ニーディの人たちに多く発生することです。

オープンマリッジや、ポリアモリー、一夫多妻制、多夫多妻制という結婚形式にお互いに同意している夫婦にとっては、

結婚した後に、配偶者以外の別の異性と交際をすることや、あるいは、配偶者以外の他者とセックスをする行為については、いわゆる”不倫”という位置づけにならないでしょう。

結婚した後、夫婦のどちらか一方が別の異性と交際することやセックスすることに対して合意していない場合、不倫として認定されます。

◆オープンマリッジの場合、異性と交際しても不倫ではない

Open Marriage

オープンマリッジとは、一般的に配偶者以外の異性(同性も含む)と性的な関係を持つことについて、お互いに相互の合意の元におこなわれている結婚の形です。

世の中には、予め結婚する前に、オープンマリッジという形式を取ることに合意し、結婚をしている夫婦たちもおります。

オープンマリッジは、例えば、夫が妻以外の女性とセックスをする、デートをするということを妻は合意しており、

妻が夫以外の男性とセックスをする、デートをするということを夫も合意しているという結婚形式です。

通常、オープンマリッジというのは、夫婦の双方が、自分の配偶者に対して、所有欲、独占欲、嫉妬心を持たず、

お互いに自由に愛人(恋人)を作ることができるという結婚のスタイルです。

この場合、配偶者が別の異性と付き合っていても、不倫には該当しません。

◆ポリアモリーは複数のパートナー持っても不倫ではない

poriamory

ポリアモリーとは、関与する全てのパートナーの同意を得て、複数のパートナーとの間で性行為を含め、親密な関係性を築くことです。

ポリアモリーの場合は、必ずしも婚姻関係を結んでいるわけではなく、ある意味、事実婚的な形式を取っているケースも多いかもしれません。

ポリアモリーとオープンマリッジのどこに違いがあるかというと、

●オープンマリッジの場合は、自分の配偶者が自分の愛人(恋人)と関わることは一切ない。

そして自分も配偶者の愛人(恋人)と関わることは一切ない。

という状態です。

ポリアモリーの場合はそうではありません。

ポリアモリーの場合は、その関係の中にいる全員が関わるという関係性になります。

例えば、A(夫)B(妻)C(夫の愛人)という3人がいる場合、

B(妻)とC(夫の愛人)は、お互いに自分たちが夫(A)を共有することを受け入れ、合意し、

B(妻)とC(夫の愛人)は、所有欲、独占欲、嫉妬心を持たず、

ときには、A(夫)B(妻)C(夫の愛人)の3人で過ごすこともあったりします。

この場合も、夫は既に妻の同意をもらい、愛人を作っているという状態ですので、この場合も不倫には該当しません。

私の今までの夫婦関係の修復のサポートの中で、夫が”ポリアモリー”の形式を取りたいと妻にお願いしてきたケースがいくつかありました。

◆一夫多妻制の場合も不倫ではない

Some wives

おそらく、多くの人々は”一夫多妻制”については既に知っていることでしょう。

一夫多妻制は、海外の特定の国だけでおこなわれているものではなく、 実際には日本でも一夫多妻制をおこなっている人々がいるということを知り、私は驚きました。

法的に一夫多妻制が許可されていない日本において、 はたして一体、どのような形式で一夫多妻制が可能なのかどうか不思議に思っておりましたら、

日本ではある方法を使用して、一夫多妻制を実行することが可能なようでして、それを聞いて私は驚きました。

多くの男性は、一夫多妻制について間違った考えを持っている場合が多いようですが、 一夫多妻制は、実際には”ポリアモリー”に近いものだと私は認識しています。

つまり、夫側は自分の妻として扱う複数の女性に対しては、平等に扱うということが求められ、 もしも夫が別の妻を迎え入れたい場合は、

既に妻になっている全員の女性からの同意をもらえなければ、 次の妻を迎え入れることができないというのが、一夫多妻制の基本的なルールのひとつでもあります。

一夫多妻制の妻側の女性たちは、結婚生活におけるすべての事柄に対して、夫から平等に受け取る権利があります。

例えば、1番目の妻が戸建ての家を持っているとしたら、 2番目の妻も同等の戸建ての家を夫からもらえるといった感じです。

夫側が、複数の妻たちに対して、経済面も含めて、すべてを平等に与えることができないのであれば、その夫には、 ”一夫多妻制を取る資格はない” ということになるのです。

つまり、一夫多妻制とは、ただ単に、男性の性欲だけを満たすようなものではなく、どちらかというと、

女性たちと子供たちが生き残っていくために必要な物を提供するという形式に近いのものなのではないかと私は思う次第です。

そのため、複数の女性と性的な欲求を満たせすために一夫多妻制を取りたいと言っている男性たちは、 一夫多妻制についての正しい知識を持たない人たちであるように思えます。

最近の一夫多妻制の場合、同じ家で全員が同居スタイルを取る形式もあるようです。

この場合、ひとりの夫を通して、複数の妻がおり、それらの妻たちは、それぞれ、夫の子供たちを持っており、 これらの子供たちも、同じ家で共同生活をするという形式になっています。

どのような位置づけで生活をしているかというと、子供たちにとっては、 父親はひとりだけれども、母親は複数いるという状態とのことです。

◆多夫多妻制という不思議な形も不倫ではない

最近では、妻が複数の夫を持つという形式も増えているようです。

たとえば、妻はふたりの夫を持っており、3人は同居しているという形式で、 この場合は、ある意味、多夫一妻制ということになるのかもしれません。

多夫多妻制の場合、夫も妻も複数の配偶者がおり、子供も含めて同じ家に同居しているというケースもあります。

これを大家族といっていいのかどうかわかりませんが、非常に不思議な家族形態であるように私は感じます。

家族の定義については、人それぞれの価値観があると思いますが、 現代は、多種多様な夫婦形態、家族形態があり、驚くこともあります。

もちろん、一夫多妻制や多夫多妻制の場合も、お互いの合意の元に発生していることですので、これらも不倫には該当しません。

◆不倫に該当するケースは配偶者が合意していない場合のみ

あなたの配偶者が他の異性との交際やセックスをしている場合で、 もしもあなたがそれに同意していないのであれば、あなたの配偶者は不倫をしていることになります。

世の中には、色々な夫婦の形があり、なかには、配偶者の不倫を認めて受け入れている人たちもおります。

夫婦ふたりが、自分たちの不倫を認めて受け入れている場合は不倫とは言えません。

その場合は、どのような定義になるのかというと、

●異性と交際している配偶者は妻(夫)の許可をもらって、他の異性と交際している

ということになります。

この場合は、オープンマリッジや、一夫多妻制、多夫多妻制、ポリアモリーという形式ではありませんが、

自分の配偶者が自分以外の他の異性と交際することを認めて受けれいているということになりますので、 配偶者が不倫をしているとは言えないわけです。

「私は配偶者の不倫を認められないし、受け入れらない。」 と思う皆さんに関しては、配偶者は不倫をしているという定義に該当します。

No affair Marriage by Toshie Ito

No affaiar marrige

◆配偶者の不倫を発見した後、あなたがどのような行動を取るかが重要

もしもあなたの配偶者が不倫をしているという定義に該当する場合、最も重要なことは、

●これからあなたは何をするか?

ということです。

もしもあなたが、配偶者の不倫を終わらせるために必要なことを実行せず、 不本意ながらも、配偶者の不倫を見逃すという場合は、

結果としてあなたは、 ”配偶者が他の異性と交際することを受け入れている” ということになります。

たとえ、あなたが配偶者が他の異性と交際することを認めたくなくても、受け入れたくなくても、 あなたが配偶者が他の異性と交際していることを止めさせる方向に向かわないのであれば、

現実としては、 ”あなたは配偶者が他の異性と交際していることを黙って受け入れている” ということになってしまうのです。

おそらく、多くの皆さんは、もしも友人や知人の配偶者が不倫をしていると聞いたら、

「どうして、何も言わずに配偶者の不倫を続けさせているのだろう?」

「なんで、配偶者が不倫しているのを黙って見ないフリをしているのだろう?」

と不思議に思うのではないでしょうか。

あるいは、もしもあなたの姉妹や兄弟の配偶者が不倫をしていると聞いたら、あなたはどう思いますか?

また、もしもあなたの姉妹や兄弟の配偶者が不倫をしていると聞いたら、 あなたはあなたの姉妹や兄弟に対して、どのようなアドバイスをしますか?

「配偶者の不倫を認めて受け入れてあげなさい。」 というアドバイスをしますか?

おそらく、そのようなアドバイスをする可能性は少ないのではないかと私は推測します。

少なくとも、私自身はそのようなアドバイスは絶対にしません。

なかには、自分の娘や息子の配偶者が不倫をしているということを聞いて、

「そのうち、終わるから我慢していなさい。」 などといったような助言をする”両親たち”も存在します。

もしかしたら、昭和の古い世代の人たちはそのような助言をする確率が高いかもしれません。

私がよく耳にする昭和の古い世代の皆さんたちの言葉は、

「夫は仕事をして家族を養っているのだから、夫には外で好きなことをさせてあげた方がいい。」

という言葉だったり、

「夫が不倫していても、生活費をもらえているのであれば、夫の不倫は放置しておけばいい。不倫に飽きたらそのうち止めるから。」

などといった言葉です。

そのような価値観は実際には、夫婦愛の構築を阻むものであり、 夫婦間の信頼関係の構築をも阻むものです。

私の別のブログ記事、 ●配偶者を信じることができますか? の中でもお話しましたが、配偶者の 嘘があれば、配偶者を信じることは非常に難しいです。

そして、通常、配偶者の不倫が継続されている場合、配偶者嘘も継続されます。

現在の不倫というのは、昔の不倫とは異なっていると私は考えています。

昔の不倫というのは、あくまでの”家庭外”で発生していることであるため、 不倫相手側も、自分の相手の家庭を壊すという意志はまったくなく、

どちらかというと、 ”経済面をサポートしてもらう愛人的な立ち位置” というケースが多かったように見受けられます。

Break marriage

しかし、現代の不倫は”略奪婚”というものに変化しました。

現代の不倫は、相手の家庭を壊し、相手の家族をバラバラにし、配偶者の地位を奪うというものに変わったのです。

不倫が続くことを甘く見てはいけません。

私は長年の夫婦関係の修復のサポートを通して、 配偶者の不倫相手女性が妊娠し、出産をしたというケースも数多く見てきています。

配偶者が別の相手との子供を作るということは、 子供を仲介して【もうひとつの家庭が作られる】ということを意味します。

つまり、これは現実には【一夫多妻状態】と非常に近い状態であるということです。

不倫相手が出産することと一夫多妻制との違う点は、 妻側が不倫相手の出産について賛成していないという点と、

妻と不倫相手(子供を含む)が、法的にすべてを平等に受け取れる状態にならない、 といったことになりますでしょうか。

しかし、この点については、子供を出産した相手側は、 弁護士を通して法的に自分たちが受け取れるものについて請求することができますので、 それをおこなう人たちも少なくありません。

もしもあなたがこのような状況になった場合、 あなたが今まで配偶者と築き上げてきた財産の一部を不倫相手の子供に与えないといけないかもしれませんし、

配偶者が亡くなる際の遺産等についても、不倫相手の子供はあなたの子供たちと平等に分配することにもなるわけです。

不倫は長く続けば続くほと、終了させることが難しくなります。

このことに関する詳しいことは、私のブログ記事、 ●浮気・不倫はどれくらい長く続くのか? の中でも詳しくお話しています。

◆完全に配偶者の不倫を終了させることができるのか?

End of Affair

配偶者の不倫は、もしもあなたがニーディでなく正しいバウンドリー設定ができれば、早い段階で配偶者の不倫を終わらせることが可能です。

実際には、配偶者の浮気・不倫を終了させることができるかどうかは、不倫をしている当事者の配偶者次第です。

つまり、もしもあなたの配偶者が不倫しているとしたら、 配偶者の不倫を終了させることができるのは、あなた次第だということです。

あなたがニーディでなければ、配偶者の不倫を終わらせることはかなり早く可能になることでしょう。

ニーディでない人たちが、配偶者の不倫を終わらせるために要する期間は、2~3か月以内であることも少なくありません。 しかし、あなたの配偶者が不倫をしているのにも関わらず、

あなたが必要なアクションを取ることに関して消極的になってしまい、

「もしかしたら、このまま、しばらくそっとしておけば(つまり、不倫を黙認していれば)、配偶者はそのうち、自然に不倫を止めるかもしれない…」

といったような、現実的ではない期待を抱きながら、毎日を過ごすという選択肢を取る場合、

残念ながら、あなたの配偶者の不倫はそのまま、半永久的に続くことでしょう。

もしかしたら、あなたが50歳・60歳・70歳になるまで、あなたの配偶者の不倫は続くかもしれません。

配偶者の不倫を本気で終わらせたい場合は、 あなたご自身が積極的に終わらせるための行動を取らない限り、配偶者の不倫が自然に終わることはないのです。

もしかしたら、配偶者の不倫を終わらせるために必要な行動を取ることは、非常に勇気がいることかもしれません。

もしかしたら、配偶者の不倫を終わらせるために必要な行動を取ると、配偶者は怒るかもしれません。

配偶者側も不倫を簡単には止めたくありませんから、 自分が不倫を止めないですむために必死になって抵抗するかもしれません。

しかし、もしもあなたがニーディな人でなければ、配偶者の不倫は2~3か月以内に収束させることも実際には可能なのです。

夫婦コンサルタント
伊藤敏恵

No affair Marriage by Toshie Ito

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