■ニーディになると配偶者から軽んじて扱われてしまいます
おそらく、多くの皆さんは”ニーディー(Needy)”という言葉を聞いたことがないかもしれません。
ニーディというのは、心理学で使用されている専門用語です。
私のクライアントの皆さんたちの中には、ニーディについてご存知の方たちもいらっしゃいます。
理由は、夫婦関係の修復を成功させるためや、配偶者の不倫を終わらせるためには、ニーディから脱却しないといけない場合があるからです。
人はニーディになっていると、配偶者から尊重されなくなり、大切に扱ってもらえなくなります。
また、ニーディな人は配偶者から都合よく利用されてしまうというケースも多々発生します。
では、ニーディとは一体何なのでしょうか?
簡単に言ってしまうと、ニーディの正体は、私たち人間の多くが持つ”恐れ(Fear)”という感情であり、
もしもあなたが、何らかのことに対して恐れや不安を多く感じる状態である場合、
あなたはその領域に対してニーディである可能性が高いということになります。
たとえば、あなたがあなたの配偶者を失うことに対して、恐れや不安の気持ちを多く持っているとしたら、
おそらく、あなたは『配偶者に対してニーディ』に該当することでしょう。
その結果、たとえ配偶者があなたに対して理不尽な行動を取ったり、あなたにとって望ましくない行為をおこなったとしても、
あなたは配偶者を失うのが怖いため、配偶者からのそのような行為や行動を受け入れてしまうということになるのです。
このことは、配偶者に向けて適切なバウンドリー設定をおこなうことができていないため、発生することでもあります。
実は、ニーディとバウンドリー設定は、鶏と卵のような関係です。
- ニーディだから適したバウンドリー設定ができない。
- 適したバウンドリー設定ができないからこそ、ニーディになる。
もしもあなたがニーディである場合、適したバウンドリー設定をすることでニーディから脱却でき、
逆に、あなたがニーディから脱却するからこそ、適したバウンドリー設定ができるようになる。
というようなことから、ニーディとバウンドリー設定は、鶏と卵のような関係だと言えるのです。
つまり、
Needy and Boundary are going Together
※ニーディとバウンドリーは同時進行する
というわけです。
ニーディになっていらっしゃる皆さんたちのケースで、よくあるケースの一例といたしましては、
■配偶者の不倫を発見したが、配偶者の不倫に対して何の対応もできない
というのがあります。
おそらく、配偶者の不倫を発見した皆さんは、本心としては配偶者に不倫を止めてもらいたいと思っているでしょうし、
配偶者の不倫を発見した皆さんのすべてが、配偶者の不倫がこれからも続くことを望んでいないことでしょう。
しかし、現実は異なります。
通常、配偶者の不倫を発見した後は、
(1)配偶者の不倫を黙って見ないフリをしてしまう
(2)配偶者の不倫に勇気を持って向き合い対処する
という2つのグループに分かれ、多くの方たちは、
(1)配偶者の不倫を黙って見ないフリをしてしまう
こちらの選択肢を選びます。
理由は、配偶者に対して不倫の対処をおこなうことで、
- 配偶者が怒るかもしれない(という恐れ)
- 配偶者が離婚すると言うかもしれない(という恐れ)
- 配偶者が生活費を渡してくれなくなるかもしれない(という恐れ)
- 配偶者が不倫相手の元に行ってしまうかもしれない(という恐れ)
- 配偶者が出て行っていまうかもしれない(という恐れ)
というような思いを持つため、その結果、
■このまま黙って、配偶者が自然に不倫を止めてくれるのを待とう
というような思考になるのです。
私たち人間は、恐れという感情を持つことによって、恐れの感情に見合った行為や行動を取ります。
もしもあなたが「配偶者を失う」ことに対して、恐れの感情を多く持っているとしたら、
あなたは、たとえ配偶者があなたに対して、あなたが望まない態度や行為をおこなっても、
それを受け入れるということをしてしまうことでしょう。
その結果、あなたのそのような態度を見たあなたの配偶者は、
「妻(夫)には、そのようなことをしてしまってもいいんだ。」
というような思考になるのです。
そのため、あなたの配偶者はあなたを尊重せず、あなたを軽んじて扱うという状態になってしまうのです。
さらには、もしもあなたが女性の場合、もしもあなたが、多くのカウンセラーさんたちがお勧めする、
・夫を褒める運動
・夫に無償の愛を与える運動
・夫のすべてを受け入れる運動
・良い妻運動
これらをおこなっている場合、あなたはこれをいつまで続けるつもりですか?
とても不思議なことですが、多くのカウンセラーさんは、まるで『共通の同じ教本』を使っているかの如く、
・夫を褒める運動
・夫に無償の愛を与える運動
・夫のすべてを受け入れる運動
・良い妻運動
をお勧めしているようですが、このような方法は、夫の不倫を助長させる効果は非常に大きいですが、
夫の不倫を止めさせるためにはまったく効果がないということを、ぜひ、ご理解して下さい。
ニーディから脱却して配偶者から尊重して大切に扱われたい女性の皆さんには、トロフィーワイフプログラムがお勧めです。
トロフィーワイフプログラムでは、ニーディからの脱却方法と適切なバウンドリー設定についても習得していただけます。
トロフィーワイフプログラムは、別居をしている方にもお勧めです。
もしもあなたが男性で、もしもあなたの配偶者が不倫をしていて、
もしもあなたが配偶者の不倫を終わらせたいのであれば、あなたはアルファの男性になる必要があります。
もしもあなたが、ミスターナイスガイである場合、おそらく、あなたの妻はあなたを尊重していないことでしょう。
もしも夫が妻の不倫を終わらせたい場合、なぜ、男性はアルファの男性になる必要性があるのかについては、
私の別の記事『妻の不倫を見つけた後、何をしますか?』の中で詳しくお話しておりますので、
まだお読みになっていらっしゃらない男性の皆さんは、ぜひ、お読み下さい。
アルファの男性になることを希望していらっしゃる男性の皆さんにおかれましては、『アルファプログラム』をご提供させていただいております。
ご興味がある方は、お問合せ下さい。
■ニーディになると、配偶者の言動や行動に振り回されやすくなる
あなたは、配偶者の言動や行動を気にしてしまうタイプの人ですか?
あるいは、配偶者が不機嫌な表情をしていたり、配偶者が怒ったりすると委縮してしまい、配偶者に何も言えなくなってしまったりしますか?
もしもあなたが、配偶者の言動や行動、配偶者の表情を気にしてしまうという場合、あなたはニーディに該当している可能性が高いです。
もしもあなたが、配偶者が怒っている状態を気にしてしまったり、配偶者が不機嫌になっている状態を気にしてしまう場合、
なぜ、あなたは配偶者のそのような状態を気にしてしまうのでしょうか。
仮に配偶者が怒っていたとしても、それは配偶者の感情の問題であり、あなたの感情の問題ではありません。
基本的にニーディの人というのは、自分の感情の管轄と他者の感情の管轄を混同してしまい、他者の感情の問題を自分の問題として捉えてしまうケースが圧倒的に多いです。
特に、ニーディの方たちは、自分の配偶者に対して、適切な心の境界線(バウンドリー)を引くことができません。
その結果、配偶者から軽んじて扱われ、尊重されないという状況が出来上がってしまうのです。
もしもあなたが、配偶者を変えたいと思うのであれば、あなたに必要なことは『適切なバウンドリー設定の行動パターンを学ぶこと』です。
『適切なバウンドリー設定の行動パターン』につきましては、感情のコントロール&バウンドリープログラムで学んでいただくことができます。
バウンドリー設定は、配偶者の不倫を終わらせるためにも必須なスキルです。
ぜひ、適切なバウンドリー設定を身に着けて、あなたの配偶者の不倫を終わらせていただき、嘘と不倫がない安心できる結婚生活を手に入れて下さい。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
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