夫婦関係の修復を頑張っていらっしゃる最中のクライントの皆さんからいただく共通の質問の中に、以下の質問があります。
「配偶者は結婚指輪を外しているのですが、私も結婚指輪を外すべきでしょうか?」
「結婚指輪を外すと、配偶者から”修復の気持ちがない”と判断されてしまい、今後の修復がより一層、困難になりますか?」
このようなご質問を、多くの皆さんからいただきます。
もしかしたら、この記事を読んでいらっしゃるあなたも、このようなことを懸念したことがあるかもしれません。
私の元には、配偶者から離婚宣言をされたしまった皆さんからのご相談が数多く寄せられます。
夫婦のどちらかが離婚をしたいと言っており、そしてもう片方は離婚をしたくないと言っている。
私の元にご相談に来てくださる方たちは、離婚をすることを望んではおらず、夫婦関係の修復を希望していらっしゃる方たちです。
夫婦関係の修復をトライしている側の皆さんたちの中には、離婚したいと言っている配偶者側が結婚指輪を外したことを知り、
「自分も結婚指輪を外した方がいいか?それとも、結婚指輪をはめていた方がいいか?」
というような懸念を持つということなのです。
今まで、数多くの夫婦関係修復に成功しているクライアントの皆さんを輩出している、夫婦関係修復のプロフェッショナルである、夫婦コンサルタント伊藤敏恵が、多くの皆さんから、頻繁にいただく質問についてお答えします。
Q. 夫婦関係の修復をしている最中、離婚をしたいと言っている配偶者が結婚指輪を外しました。私も配偶者と同じように、結婚指輪を外した方がいいのでしょうか?それとも、はめたままの方がいいのでしょうか?
A. 答えは、今現在のあなたと配偶者の気持ちの繋がりのレベル(ふたりの温度とも言えます)と、今後、あなたが何を達成しようとしているか次第になります。
それは、あなたが独身者だった頃、相手との関係性の構築のためにいくつかのステップを踏まないといけなかったのと同じように、
今現在のあなたも、夫婦関係の修復のためには、いくつかのステップを踏む必要があります。
あなたと配偶者との間に発生している『心理的な距離』や『心の壁』がどれくらい取り除かれていて、
今現在のあなたと配偶者の心の距離が、どれくらい近い状態になっているかということにも着目する必要があります。
■考慮すべき以下の重要な質問について考えてみてください
(1)私が結婚指輪をはめていることは、離婚したいと言っている配偶者の気持ちが再び、私に繋がるために役立つことなのか?
(2)私が結婚指輪をはめていることによって、離婚したいと言っている配偶者を怒らせたり、不快感を感じさせたり、配偶者との連絡のやり取りが減るなど、何らかの悪影響が発生するか?
もしもあなたが、離婚したいと言っている配偶者の気持ちを取り戻したいと思っているのであれば、上記の2つの質問について、一度、考えてみる必要があります。
上記の2つの質問を熟考した時、もしもあなたが結婚指輪をはめていても、配偶者の気持ちがあなたに再び、繋がるために役立たないことであるならば、
もしかしたら、今現在のあなたにとっては、結婚指輪をはめることは必要ないのかもしれません。
もしもあなたが結婚指輪をはめていることによって、離婚したいと言っている配偶者があなたが結婚指輪をはめていることに不快感を感じるのであれば、
もしかしたら、今現在のあなたにとっては、結婚指輪をはめることは必要ないのかもしれません。
もしもあなたの配偶者があなたが去ることを望んでいない場合は、結婚指輪をはめていた方がよいでしょう。
ただ、この場合は、あなたの配偶者の気持ちがあなたに傾いてきたことが明らかにわかる何らかの兆候が発生した後になるかもしれません。
■もしもあなたの配偶者が指輪を外している場合、もしかしたらあなたも外した方がいいかもしれません
たとえ、夫婦が別居したとしても、それは夫婦関係の終わりを示すものではありません。
結婚指輪を外すこともそれと同様で、結婚指輪を外したからといって、夫婦関係の終わりを示すことにはなりません。
別居をしていても夫婦関係の修復が可能であることと同様に、一時的に結婚指輪を外していたたとしても、
再び、ふたりの関係性が良くなり、夫婦関係の修復ができれば、お互いに外していた結婚指輪を、再び、はめることも可能なのです。
離婚したいと言っている配偶者が結婚指輪を外したとき、あなたが配偶者と同様に結婚指輪を外してあげることによって、
離婚したいと言っている配偶者側の気持ちが落ち着く場合があります。
実はこのことは、夫婦関係の修復に向けて必要な行動のひとつである場合が多く、
離婚をしたいと言っている配偶者にプレッシャーを与えないためにも、あえてそのようにしてあげた方がいい場合もあります。
もちろん、あなたが結婚指輪をはめたままでいるのか、あるいは結婚指輪を外すのかについての正しい判断は、
あなたが直面している状況によって判断する必要があります。
■配偶者が結婚指輪を外したからといって、結婚は終わった、夫婦関係が破綻したと思い込まないで下さい
たとえ、あなたの配偶者が、
「もう、私たちの関係は終わった。」
「もう、私たちの夫婦関係は破綻している。」
などという発言をしたとしても、実際にはあなたと配偶者の関係修復にまったく希望がないという意味ではありません。
それは、あなたが初めて、あなたの配偶者に出会ったときのように、今現在のあなたには、配偶者とあなたの関係を再構築する必要があることを意味しているだけです。
あなたの配偶者の気持ちがあなたに再び向かうことは、
あなたと配偶者の関係がスタートしてから結婚に到達するまでの心理的なプロセスと物理的なプロセスが必要であることと似ています。
■最もおこなってはいけないことは、あなたが配偶者に修復の説得をすることです
夫婦関係の修復の正しい方法を知らない多くの皆さんは、離婚したいと言っている配偶者が、
なんとか離婚を思い留まり、修復に向かってくれることを説得しようとしますが、これは最もNGな方法であり、まったく効果がありません。
配偶者を説得することが、なぜ、夫婦関係の修復を阻むことになるのかにつきましては、
こちらの記事の中で詳しくお話しておりますので、ぜひ、ご覧になってみて下さい。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
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