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不倫解決が進まない原因・あなたはこのタイプに該当しますか?

No affair Marriage by Toshie Ito

No affaiar marrige

■人はニーディになると不倫問題を解決できなくなる

『ニーディ(Needy)』な人々は、彼ら(彼女たち)が、自分たちにとって必要だと思っている人(※大抵の場合は彼らの配偶者や家族)から、

自分が容認できない行為や理不尽に感じる行為、不公平に感じる行為や態度を受けても、

それに対して適切なバウンドリー設定をすることなく、ただ、受け入れ、我慢をします。

多くの人々は、必要とする(Need)ということと、愛する(Love)ということの意味を誤解しており、必要とする(Need)と愛する(Love)を混同して解釈しておりますが、

誰かを必要とするということと、誰かを愛するということは、まったく違います。

つまり、簡単に言うと、必要とする = 愛する ではない ということです。

誰かを必要とするということの意味は、その人が持っている何かを必要としているという意味になります。

たとえば、女性の中には、配偶者の経済力や財産・配偶者のキャリアや社会的地位を必要としている方たちがおります。

純粋に配偶者を愛しているから配偶者と一緒に人生をおくりたいというような理由ではなく、

自分や子供が生活していくために配偶者の収入や財産が必要であったり、

配偶者の社会的地位やキャリア、または、知名度がある職業や肩書を持っている夫の妻というポジションが必要であったりします。

必要とするということは、簡単に言ってしまうと、相手の背景にある『何か』を必要としているということなのです。

別の言葉に言い換えるならば、

●相手が持っているステイタスを必要としている

ということなのです。

もしもこれを、結婚相談所で結婚相手を探している皆さんに当てはめたら、

●条件が良いお相手の方を必要としている

ということと同じ意味になることでしょう。

married couple4

世の中には、色々なタイプの皆さんがおりますので、なかには、精神的な面で誰かに支えてもらいたいという願望を持っている人たちもおります。

ひとりでは寂しい。

ひとりは孤独だから悲しい。

誰かに一緒にいてもらいたい。

このような願望を強く持つ方たちは、自分を安心させてくれる誰かを必要としていたり、自分の寂しさを埋めてくれる誰かを必要としています。

自分自身で、自分を満たすということをせずに、誰かを必要としている精神状態は、ある意味、依存体質という言い方もできるかもしれません。

■自分が生きていくために誰かを必要としている

このような状態を、心理学の専門用語でニーディ(Needy)と言います。

ニーディな人々は、自分たちが我慢できないことに対して、不満を言ったり、不機嫌な態度を、時折、見せたりしますが、

基本的にはそれらの現実を変えるためのアクションを取ることはなく、そのまま、自分が容認できない相手の行動を受け入れます。

たとえば、

●配偶者は不倫をしている。しかし、不倫のことに言及すると、配偶者が怒り、離婚すると言うかもしれない。だから我慢しよう。

●もしも配偶者から離婚を迫られたら、もしも配偶者が怒って生活費を渡さないと言ったら、生活に困ってしまう。だから我慢しよう。

●配偶者の不倫は許せないけど、でも、お金がなくなったら困るから、配偶者の不倫については触れずに黙っていよう。

●配偶者の不倫を受け入れたくないけど、でも、離婚すると言われると怖いから、配偶者の不倫には触れずに黙認しよう。

このような状態になっているニーディな人たちを、私は長年の夫婦関係の修復のサポートを通して、数多く、見てきています。

ニーディについて知らないという方は、私の別のブログ記事『ニーディーな人になると配偶者から尊重されず、配偶者の不倫も終わらない』をお読みください。

ニーディの正体をご理解いただければ、配偶者の不倫を終わらせるためにやらなければいけないことについてもご理解いただけることでしょう。

Whyyoucannotsolveaffair

ニーディな人々は、自分が容認できない相手の行為や行動であっても、それを受け入れます。

そのため、相手からは尊重されず、軽んじて扱われてしまうという結果になります。

もしもあなたの配偶者が不倫をしている場合、そして、もしもあなたがニーディであるならば、

おそらく、あなたは配偶者に不倫を止めさせるための具体的な行動を取ることを選択していないことでしょう。

そのため、おそらく、あなたの配偶者はあなたに嘘をついて、不倫相手とのお付き合いを続けていることでしょう。

もしかしたら、ニーディな人々の多くは、本心では、自分たちが容認できない相手の行動を受け入れたくないと思っているかもしれません。

しかし、彼ら(彼女たち)は、自分が必要としている物(お金・住居・安定した生活・世間体)を失うことに対する強い恐れと不安の気持ちを持っていることによって、

たとえ自分の配偶者が不倫を続けていても、それに対して適切な対処をすることができないのです。

同じことが、依存症の配偶者を持っている人々にも言えます。

たとえば、ギャンブル依存症であったり、浪費家で借金を重ねている人々の場合、通常、そのような人たちには、必ずといっていいほど、その行為を続けることを支えている配偶者がいます。

ギャンブルで多額の借金をしたり、買い物する度にクレジットカードの限度額を超えて借金を重ねたり、

挙句の果てには、消費者金融で多額の借金をしてしまい、自己破産になってしまった人たちというのも、私は自分の仕事を通して、多々、見てきています

そのような人たちの場合も、そのようなこと受けて入れている配偶者や家族を持っています。

たとえ、自分の配偶者がギャンブルで借金を作ることや、浪費によって借金を作り続けることを望んでいなかったとしても、

もしも、配偶者のそのような行為に対して、適切なアクションを取らないということであれば、それは配偶者のその行為を容認しているということになるのです。

■正しいバウンドリー設定をしないと相手の不倫は助長される

NoBoundary

ニーディな人々は、正しいバウンドリー設定ができていないため、自分自身が容認できない相手からの行為や、理不尽に感じる相手からの行為を受け入れてしまいます。

バウンドリー設定は、相手との健全な人間関係を構築し、相手との良い関係を継続するために必須なことなのですが、

多くの皆さんは、正しいバウンドリー設定の方法を残念ながら知りません。

時々、バウンドリー設定について、

”私は私。あなたはあなた。というような考え方を持つことが、バウンドリー”

と言っている人たちをお見受けしますが、これはあくまでも、”あなたとあなた以外の誰かを分別する思考”であって、正しいバウンドリーではありません。

バウンドリー設定は、

・心の境界線

・行動の境界線

この2つが含まれる必要があります。

バウンドリー設定で、最も重要視しなければいけないことは、適した”行動の境界線”を設定するということです。

これができなければ、正しいバウンドリー設定ができているとは言えません。

正しいバウンドリー設定ができなければ、夫婦関係は壊れますし、親子関係や家族関係も壊れます。

もしかしたら、あなたはデパートやスーパーマーケットでこのような光景を目にしたことがあるかもしれません。

お店の中で、激しく泣き叫ぶ子供。

どうやら、欲しい物を両親に買ってもらえないことで、駄々をこねて座り込んで泣き叫んでいる様子です。

そんな子供に対して、最初、両親は、「泣いてもダメよ。今日は絶対に買わないんだから。」と子供に言いますが、

それでも、子供は泣くことを止めず、ギャン泣きすることを続けます。

すると、そんな子供に根負けしてしまった両親は、「しょうがないわね。今日だけよ。次は絶対に買わないからね。」と言い、子供が欲しがっていた物を買ってあげます。

これは、子供に対して適切なバウンドリー設定ができていない両親の典型的な姿です。

両親がこのような態度を取れば、子供は、「こんな風に大泣きすれば、両親が物を買ってくれる。」ということを学びますので、次も子供は同じことをします。

自分のワガママを通したいとき、その子供は両親の前で大泣きするということを繰り返すのです。

理由は、子供にとって、自分が欲しい物を手に入れるために、その方法が効果的だからです。

配偶者が不倫をしている場合も、不倫をしている配偶者に対して適したバウンドリー設定をしないからこそ、配偶者の不倫は続き、助長される状態になるのです。

配偶者が不倫をしてるのを既に知っている妻は、本心としては配偶者に不倫を止めてもらいたいと思っていますが、

配偶者が不倫を止めるための適切なアクションを取ることができません。

そのことによって、配偶者は不倫を続けてしまってもいいと思い込みますので不倫を続けます。

あるいは、配偶者が不倫をしているのにも関わらず、妻が家事や育児をひとりで頑張り、

配偶者の身の回りのお世話をしたり、配偶者に尽くす行為をしている場合、配偶者の不倫は、間違いなく、益々、助長されます。

多くのカウンセラーの皆さんは、不倫をしている配偶者をお持ちの女性の皆さんたちに、夫の不倫を終わらせる方法として、

・夫を褒める運動

・夫に無償の愛を与える運動

・夫のすべてを受け入れる運動

・良い妻運動

という方法をお勧めしている場合が非常に多く、これらの方法をおこなっていらっしゃる方たちも意外と多いようですが、

不倫をしている配偶者にとっては、外で別の女性が自分に優しくしてくれ、家では妻が甲斐甲斐しく自分のお世話をしてくれる。

このような美味しい状況になっているわけですから、不倫を止める動機がありません。

人間が不倫を止める心理について詳しく知らない方たちは、

・夫を褒める運動

・夫に無償の愛を与える運動

・夫のすべてを受け入れる運動

・良い妻運動

をすることで、

「夫の不倫はいつか自然に終わる。」

あるいは、

「妻から褒められて、妻から無償の愛を受け取ることで、夫は妻を再び愛するようになるから、そうなったら夫は不倫を止める。」

というようなことも言うことでしょう。

しかし、不倫をしている配偶者というのは、不倫をしていることによって自分にメリットが発生している場合は、不倫を止めないのです。

私の別のブログ記事『配偶者の浮気・不倫はどれくらい続くのか?』の中でもお話しましたが、

配偶者の不倫を早期解決できる方たちは、自分自身の心の安定と共に配偶者に対して適切なバウンドリーを持っています。

適切なバウンドリー設定は、配偶者の不倫を終わらせるための重要なキーポイントです。

これがなければ、配偶者の不倫を終わらせることは不可能です。

正しいバウンドリー設定を知らない方は、ぜひ、バウンドリー設定を学び、実行できるようにして下さい。

それが不倫を早期解決に向かわせるための重要な鍵です。

Trophy wife Program

トロフィーワイフプログラムでは、ニーディからの脱却方法とバウンドリー設定を学ぶことができます。

夫婦コンサルタント

伊藤敏恵

No affaiar Marriage

不倫が自然に終わることはありません。配偶者の不倫には正しい対処と適したバウンドリー設定が必要です

Boundary program

Dansei Shinrigaku

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