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多くの女性がおこなってしまう離婚撤回のための間違ったアプローチ

Toshie Ito PodCast Cover for wordpress

私の元には、毎日のように、配偶者から離婚宣言をされてしまった男女の皆さんからのご相談が数多く寄せられますが、

配偶者から離婚したいと言われてしまった後、ほとんどの女性の皆さんが間違ったアプローチをしてしまい、

その結果、女性の皆さんの努力が無駄に終わるということになっております。

今まで、離婚寸前のご夫婦の皆さんを数多く救ってきた夫婦コンサルタント伊藤敏恵が、

『多くの女性がおこってしまう離婚撤回のための間違ったアプローチ』についてお話させていただきます。

(音声でお聴きいただけます。)

(ポッドキャスト・Spotifyでもお聴きいただけます。)

【多くの女性がおこなってしまう離婚撤回のための間違ったアプローチ】

By. 夫婦コンサルタント/心理カウンセラー伊藤敏恵

本日は、『多くの女性がおこってしまう、離婚したいと言っている配偶者に離婚撤回してもらうための間違ったアプローチ』について、お話させていただきます。

私の元には、毎日のように、配偶者から離婚宣言をされてしまった男女の皆さんからのご相談が数多く寄せられますが、

配偶者から離婚したいと言われてしまった後、女性の場合、ほとんどの皆さんが頑張ってしまうことの中に、『ご主人のための食事の支度』というのがあります。

おそらく、これは日本社会の風潮のひとつ、【夫の食事作りは妻の役目】といったような古い風潮があるからなのかもしれませんが、

残念ながら、これを一生懸命頑張っても、離婚回避ができるわけではないのです。

私の元にご相談にいらしてくださる皆さんたちの年代の多くは、20代後半から始まりまして、最も多い年代は30代から40代の皆さんたち、といったような状況です。

50代の皆さんたちもいらっしゃいますが、多い順に、順位をつけるのであれば、

30代・40代が一番多く、その次に、20代、そして、50代といった感じになっております。

私の元には、男性のクライアントの皆さんたちもいらっしゃいますが、

男性も同じように、30代・40代の皆さんからのご相談が一番多く、その次に、20代、そして、50代といった感じになっております。

私は、今まで長年、夫婦関係の修復のサポートをおこなわせていただいておりますが、

その経験から言えることは、結婚観や、結婚に関する価値観、そして、結婚の形というものは、それぞれの皆さんたちの年代によって、かなり異なってくるということなのです。

たとえば、私の元にご相談にいらしてくださる20代・30代・40代の女性の皆さんたちの配偶者、つまり、夫側ですね。

この夫たちのほとんどは、必ずしも、自分の妻に上手なお料理を求めているわけではないという状態になっておりまして、

実際には、20代・30代・40代の夫の皆さんたちの多くが、自分の妻に対して、お料理よりも、もっと別のことを求めているという状況になっております。

『男性の心をつかむなら、まず男性の胃袋をつかめ』というような言葉は、もしかしたら、私のお話を聴いてくださっているあなたも、一度は聞いたことがあるかもしれませんが、

日本では、なぜか『男性の心をつかむなら、まず男性の胃袋をつかめ』とおっしゃる方たちも非常に多く、

おそらく、この言葉を信じていらっしゃる女性の皆さんたちも、大勢いらっしゃるのではないかな、と私は思う部分があります。

確かに、お料理が上手な妻は、お料理が下手な妻よりもいいでしょうし、

もしかしたら、誰でも、美味しくない料理を作る女性よりは、美味しい料理を作る女性の方を選びたいかもしれませんが、

しかし、今の時代は美味しいお料理はどこでも簡単に購入することができる時代なのです。

例えば、コンビニに行けば、いつでも自分が好きな食べ物を購入することは可能なわけですし、

デパ地下に行けば、美味しいお惣菜や、本格的なお料理を簡単に購入することもできるわけです。

そのため、今の時代、多くの男性たちは、妻の手料理というものに対して、ものすごく重要視しているわけではないということなのです。

特に、今の20代・30代の男性たちというのは、ある意味、美味しい食事は外で簡単に購入できる時代に育った方たちですから、

そんな男性たちは、幼少時代から、コンビニやスーパーで料理されたものを買うことに慣れており、

さらには、レストランでは自分が好きな食べものを注文して食べることの方がいい、とおっしゃる男性も意外と多いですので、

正直申し上げて、男性にとって、『幸せな結婚 イコール 妻の手料理』 ではないのです。

勿論、自分の夫が好きな料理、これを作れない女性よりは、自分の夫の好物を作れる女性の方がいいのかもしれませんが、ただ、

お料理を頑張ることが、夫たちの中で”愛情ポイント”になるわけではない。

といったことも、女性はきちんと理解しておく必要があると思います。

逆に、もしも、夫側が、自分の妻に対して、お料理や洗濯や家事といったことのみを求めている場合、

通常、そんな夫たちは、自分の妻のことを家政婦として扱っていたり、

あるいは、母親的な存在として位置づけている場合が多いという現状だったりもしますので、こちらについては要注意です。

インターネット上に氾濫している情報のひとつとして、夫の心をつかむためには、

『夫の好物を作ることがとても大切』とか、

『夫が満足するような食事を作ることが大切』

などといった情報が氾濫しているかもしれませんし、

あるいは、カウンセラーさんたちの中にも、そのようなことをおっしゃる方たちも、一定数おられるようではありますが、

残念ながら、今の時代、お料理がとても上手だからといって、それによって、夫の妻に対する愛情が増えるわけではない、ということなのです。

基本的に、食事というのは『身体』を整えるものであり、生命(せいめい)を維持するためには、とても重要なものではありますが、

食事によって、夫婦の愛情が築き上げられるということではないのです。

夫側が妻との愛情を築き上げるために必要としているものは、

『肉体の栄養になるもの』ではなく、『心の栄養になるもの』でして、

多くの夫たちが、自分たちの妻から離れたいと思ってしまう理由のひとつは、自分の妻から、『心の栄養』を得ることができなくなってしまう。

ということもあるからになっております。

通常、男性という生き物は、結婚した後も、独身時代の頃や、恋人同士だった頃と同じように、楽しい生活をしたいと思っています。

楽しいというのは、必ずしも、お外に出かけて楽しいアクティビティをたくさんおこなうという意味ではなく、

私たちが普通に過ごしている、毎日の日常生活の中で、楽しい気持ちをいかに感じられるかということなのです。

例えば、1番目の生活例といたしましては、

■スーパーで購入したお惣菜がごはんのおかずであっても、それを妻と一緒に楽しく食べながら、自分が好きなことや自分が好きな話題について自由に話すことができる。

さらには、妻から毎回、ポジティブなコメントをもらうことができて、常に男のプライドを高めてもらえる。

そして、2番目の生活例といたしましては、

■妻がものすごく美味しいお料理を作ってくれて、それはまさに、フランス料理のコースレベルで、お店にも出せるようなハイクオリティのお料理ではあるけれども、 でも、それを一緒に食べている妻とは無言が多く、楽しい会話はまったくない。

時々、会話があったとしても、妻からはネガティブなコメントが返ってくる。

この2つの例を比較した場合、あなたは男性がどちらを選びたくなるか、おわかりになりますか?

答えは簡単ですね。 通常の男性であれば、1番目の生活例を選ぶ、ということなのです。

では、なぜ、多くの夫たちが1番目の生活例の方を選ぶのかといいますと、それは『妻が彼の心に寄り添った行動をしているから』なのです。

男性という生き物は、自分の価値観や自分の世界観を大切にしたいと思っておりますので、

だからこそ、男性は自分が持っている価値観や世界観、自分がおこなっていることに対して、理解を示してくれる女性が欲しい、ということになるのです。

夫から離婚宣言をされてしまい、夫に離婚撤回をしてもらいたい場合は、お料理や家事を頑張るという方法ではなく、「夫の気持ちに寄り添うこと」の方がもっと重要になる、ということなのです。

夫の気持ちに寄り添うことができなければ、離婚回避に向けて前進することができませんので、

もしもあなたが、今現在、ご主人から離婚宣言をされていて、そして、もしもあなたが、離婚をせずに、幸せな結婚を取り戻したいのであれば、

ご主人の気持ちに寄り添い、ご主人の気持ちがあなたとふたたび、繋がるために必要なことをおこなうことが必須になる、ということになります。

お子さんがいらっしゃるご夫婦の皆さんたちと、お子さんがいらっしゃらないご夫婦の皆さんとでは、修復のためのアプローチが異なりますので、

もしもこのお話を聴いてくださっているあなたにお子さんがいらっしゃるのであれば、お子さんがいらっしゃる方専用のアプローチが必要になりますし、

もしもこのお話を聴いてくださっているあなたにお子さんがいらっしゃらないのであれば、お子さんがいらっしゃらない方専用のアプローチが必要になる、ということです。

さらには、夫婦関係の修復を成功させるためには、自分たちの年代に合ったアプローチも必要にもなる、ということになりますから、

夫婦関係の修復につきましては、自分たちの状況に適した方法で進めない限り、残念ながら、成功には向かえないということになってしまうのです。

夫婦関係の修復に必要なことは、お料理を頑張ることでも、家事を頑張ることでもありません。

最も重要なことは、離れてしまった配偶者の気持ちが、再び、あなたに結びつくということになります。

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