私の元には、配偶者から離婚宣言を受けたというパターンと、配偶者が離婚届を用意しているパターンに該当する男女の皆さんからのご相談が数多く寄せられます。
もしも、既に、配偶者が離婚届を用意している場合は、配偶者が離婚宣言をしているだけのケースよりも、状況は深刻になっています。
そのため、もしも今現在のあなたの状況が、
●配偶者があなたに離婚届けを渡してきた場合
●配偶者が離婚届を用意したことを見つけてしまった場合
上記のいずれかに該当する場合で、もしもあなたが、配偶者と離婚したくない場合は、一刻も早く、夫婦関係の修復に向けての適切なアクションを取らなければいけません。
もしもあなたが、早急に離婚回避のための適切なアクションを取らなければ、あなたの配偶者は、あなたとの離婚のために必要なことを、益々、進めていくでしょう。
もしかしたら、あなたの夫(または妻)は、あなたに離婚を頻繁に強要してくるかもしれませんし、
もしかしたらあなたの夫(または妻)は、両親達や兄弟姉妹、あるいは、親戚を巻き込んで、あなたに離婚を決意させるためのプレッシャーを与えてくるかもしれません。
なかには、離婚に同意しない妻に対して、生活費を一切、渡さないという、いわゆる”兵糧攻め”をおこなってくる夫たちも、一定数おります。
もちろん、離婚に同意させるために、妻(夫)を無視したり、家族で過ごすことを完全拒否する配偶者たちも大勢おります。
通常、多くの場合、妻側が夫に対して、生活費を渡さないというような兵糧攻めをおこなうケースは少ないと思いますが、
妻たちの中には、夫をATM替わりにし、必要以上の浪費をするケースもありますので、そのような妻を持っている夫の皆さんにおかれましては、注意が必要です。
配偶者が離婚届を用意した場合、あるいは、既に、配偶者が離婚届をあなたの元へ持ってきた場合、あなたの夫婦関係、あなたの結婚は緊急事態の状態になっているということを、ぜひ、理解してください。
通常、私たちの誰もが、自分たちの結婚生活がうまくいっていたら、配偶者と離婚したいと願うことはありませんし、
多くの皆さんは、配偶者と結婚生活を続けることを望んでいる場合は、わざわざ、役所に離婚届を取りに行ったりもしません。
つまり、もしもあなたの配偶者が、
●実際に離婚届を役所に取に行く
という行動を取った場合は、あなたの配偶者は、かなり、真剣に離婚をすることを考えているということです。
もしもあなたの配偶者が既に、離婚届を用意した場合、おそらく、あなたが想像するよりも遥かに、あなたの結婚は危機的状況にあるということを理解して下さい。
そのため、もしもあなたが、配偶者との結婚生活を続けることを強く望む場合は、一刻も早く、修復に向けた適切なアクションを取る必要があります。
■離婚届を用意した配偶者に謝罪は効果がない
配偶者から離婚宣言をされた場合、あるいは、配偶者が離婚届を持ってきた場合、多くの皆さんは、配偶者に謝罪をし、何とか、離婚をせずに、夫婦として結婚生活を続けていくことを懇願しますが、
残念ながら、これをおこなっても、配偶者の離婚したい気持ちが変わることはありません。
もしかしたら、この私の記事をお読みくださっている方たちの中にも、既に、離婚宣言をしてきた配偶者に、何度も謝罪をしたり、謝罪の手紙を書いて配偶者に渡しても、配偶者からは、
「今さら、謝っても、もう遅い。」
「もう、気持ちがなくなったから無理。」
「もう、離婚以外にない。」
「謝られても、気持ちは変わらない。」
などと言った言葉を言われてしまい、配偶者の気持ちはまったく変わらない、という経験をしているかもしれません。
多くの皆さんは、配偶者が離婚をしたいと言ってきた場合、配偶者と話し合いをおこない、なんとか、離婚を思い留まってもらおうと、必死になって配偶者を説得しようとしますが、
離婚をしたいと言っている配偶者と話し合いをすることによって、配偶者の離婚の気持ちが撤回されることはないのです。
その理由については、私の別のブログ記事『離婚したいと言っている配偶者と話し合いをしてはいけない理由』の中で詳しくお話しておりますので、
ぜひ、私のお話を聴き、ご理解しておいて下さい。
もしもあなたが、配偶者と離婚をしたくないと思っているのであれば、『離婚したいと言っている配偶者と話し合いをしてはいけない理由』について、きちんと理解しておいていただくことが非常に重要です。
■壊れる瞬間まで待たないで下さい
私は、毎日、数多くの男女の皆さんからご夫婦関係修復のためのご相談をいただきますが、時々、『夫婦関係が壊れる限界まで待っている』という方たちをお見受けいたします。
この『限界まで待っている』という意味は、夫婦関係の修復ができる可能性が、もうないかもしれないという限界点まで達しそうなギリギリの状態という意味です。
ご夫婦関係が悪い状態が続いているのにも関わらず、なんとなく、毎日を過ごしてしまい、気がついたら、かなり手遅れに近い状態になっていたり…
ご夫婦関係の修復をする必要があると思っていても、このまま、静かにやり過ごしていれば、なんとかなるかもしれないと思っていたり…
配偶者から離婚を迫られていても、居心地のいい家を作って家事を頑張っていれば、そのうち、配偶者の気持ちが変わるかもしれないと思っていたり…
夫(または妻)が、
「もう、愛していない。気持ちはない。」
と言っているのにも関わらず、自分の方は、
「愛しているから別れたくない。」
「愛しているから一緒にいたい。」
といったような愛情表現をしていたりする方たちもお見受けいたします。
あるいは、夫(または妻)から、
「そんなことを言われても自分の気持ちはもう変わらないから。」
と、言われているのに、夫(または妻)と話し合いで解決しようと、何度も、話し合いを試みる方たちも大勢いらっしゃいます。
しかしながら、何度、話し合いをしても、ふたりの話は平行線で、まったく進展しないどころか、話し合いをする度に状況が、益々、悪化していく。
そのような状況になって、初めて、
「本当に修復のために頑張らないと、夫(妻)に去られてしまう!」
「今の状況をなんとかしないと、夫(妻)から離婚されてしまう!」
と思い、自分たち夫婦が、それくらい危険な夫婦関係のレベルの状態になっていることにはじめて気づく。
このような皆さんが非常に多いです。
あなたはそのような状況に直面していらっしゃいますか?
私は修復のための手立てを、かなり多く知っておりますが、それでも限界はあります。
そのため、すべての人の夫婦関係を救えるわけではありません。
私は、皆さんのご夫婦関係の現状をお聞きすれば、その後、そのご夫婦にどのようなことが発生するか、明確にわかります。
私には、手に取るように、皆さんの未来が見えるのです。
もしもこのままの状態を続けていたら、どのようなことがご夫婦に起こるのか、私には明確にわかるのです。
それは、私の今までの数多くの夫婦関係の修復の経験から、私は、人間という生き物が、離婚を宣言した後、どのような行動パターンを取るのかを熟知しているからです。
だからこそ、私は、私の元にいらしてくださる皆さんには、真実をお話させていただき、その上で、今すぐに、皆さんが行動しなければいけない行動案をお話させていただいております。
私たち人間多くは、何らかの『緊急事態』を感じなければ、行動をしない生き物です。
しかし、夫婦関係の修復に限っては『緊急事態』まで待ってしまっては、手遅れの場合が多いのです。
どうぞ、緊急事態という状態の夫婦関係のレベルになるまで待たないください。
緊急事態になったら、あなたがどんなに修復を願っても、修復の手立ては本当になくなります。
■離婚までのカウントダウンを待たないで下さい
夫婦関係が危機的な状況になっていらっしゃるのにも関わらず、今すぐにやるべきことについて、なかなか、アクションを取れない方たちがいらっしゃいます。
そのような皆さんにおかれましては、もしかしたら、残念ながら今の結婚に終わりを告げなければいけない時が来るかもしれません。
理由は、夫婦関係の修復には”タイムリミット”があり、仮にあなたが、夫婦関係の修復をしたいと望んでも、あなたの夫(または妻)は、あなたとの結婚生活に見切りをつけてしまうかもしれないからです。
もしもあなたが離婚をしたくないのであれば、一刻も早く、修復のために必要なことを実行することです。
でも、それができずにタイムリミットに到達してしまった場合、その時に後悔しても、もう遅いのです。
夫婦関係の修復というのは、早急に着手していただいた方が、より一層、できることがあります。
しかしながら、夫婦関係の修復というのは、待てば待つほど、打つ手がなくなる方向に向かいますのでご注意ください。
夫婦コンサルタント/心理カウンセラー
伊藤敏恵
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