■配偶者の嘘・あなたはどこまで許容できますか?
多くの不倫をしている夫たちは、必ずといっていいほど、自分の妻に数多くの嘘を頻繁についています。
それは、自分がおこなっている不倫を隠すための嘘であることがほとんどです。
ある男性は、非常に巧妙に自分の不倫がバレないためのもっともらしい嘘をつきますし、
ある男性は、不倫の証拠隠蔽のための完璧な嘘を作り上げ、あたかも嘘を本当の出来事のように真剣に語ります。
私の今までの数多くのクライアントの皆さんとのセッション経験から言えることは、特に日本社会の場合、
「仕事で遅くなる」⇒不倫相手と密会
「会社で飲み会がある」⇒不倫相手と密会
「休日出勤がある」⇒不倫相手と密会
「残業がある」⇒不倫相手と密会
「お得意様との打ち合わせがある」⇒不倫相手と密会
などといった『仕事がらみの理由の嘘』をついて不倫相手との逢瀬を秘密裏に続けているという方たちが非常に多いように思えます。
これは日本の悪しき社会的風潮のひとつだと思いますが、
・仕事と言えば、夫が家庭を顧みなくてもまかり通る。
・仕事と言えば、妻はすべて許容しなければいけない。
というような社会的風潮が、ある意味、あたかも普通の価値観であるように、多くの日本人に浸透しているように思えます。
他にも、不倫をしている男性というのは、自分がおこなっている不倫にまつわる行動を隠すために、もっともらしい言い訳や理由をたくさん作り出します。
なかには、あまりにも、驚くほどの不倫隠蔽の偽装工作をおこなっている夫たちもおります。
第三者の目から見れば、不倫のための嘘や不倫を隠すための偽装工作に使う自分のエネルギーを、もっと別の建設的なものに活用した方が、自分自身の人生のクオリティが高まると思うのですが、
不倫をしている当事者たちにとっては、不倫が自分の配偶者にバレることによって、今現在の不倫を続けることができなくなるため、
不倫が配偶者にバレないために必死になって平然を装い、あたかも自分は不倫なんてまったくしていませんよ、という素振りを見せるわけです。
不倫をしている配偶者は罪悪感を持っているか?
不倫を続けている配偶者のほとんどは、自分たちが不倫をしていることに関して罪悪感を持っていません。
なかには、不倫を開始した直後のほんのわずかの期間だけ、多少の罪悪感を持つという方たちもおりますが、
そのような方たちでさえも、不倫を続けていくうちに、徐々にその罪悪感は消滅します。
不倫に関しては、不倫が継続することによって、不倫開始当初にあった多少の罪悪感は消え、その代わりに彼ら(彼女たち)の心の中には、
■不倫を続けるための正当性がある理由
が生まれるのです。
男性が嘘をつく心理とは?
私は頻繁に、クライアントの皆さんたちからこのようなご質問をいただきます。
「なぜ、夫はそんなにもたくさん、妻である私に嘘をつくのでしょうか。夫は嘘をつくことで私を傷つけているとは思わないのでしょうか?」
自分の妻に嘘をつくとき、多くの男性は最初の段階では、自分の嘘がバレないかどうか、内心ハラハラしながら嘘をついています。
しかしながら、一旦、嘘をつき始めると、徐々に嘘をつくという行為に慣れてくるため、そのうち、内心ハラハラすることもなく、簡単に嘘をつくことができるようになります。
つまり、嘘をつくことが習慣化した男性というのは、嘘をつくことに対して何のためらいも持たず、平然な顔で簡単に嘘をつけるとようになるのです。
メールやLINEでのメッセージのやりとりでは尚更、嘘がつきやすくなります。
理由は、文字を打つという行為の方が、自分の声を使って話をするよりは、より嘘がつきやすいからです。
基本的に男性という生き物は、何歳になっても子供と同じ側面を持っており、
心理学者である私の主人は、男性についてこのように言っております。
「オトコという生き物は、大きくなった男の子である。」
つまり、簡単に言ってしまうと、男の子が身体だけ大きくなったのが男性だということです。
しかし、だからといって、大人の男性を子供(男の子)と同じように扱っていいのかというとそうではありません。
もしも妻が自分の夫を、子供(男の子)と同じように子供扱いしたり、指図したり、命令したり、注意したりしていると、夫たちは妻を女性として扱うことを止めてしまいます。
その結果、どのようなことが発生するかというと、夫は自分のことを『大人の男』として扱ってくれる他の女性と恋愛を開始するということなのです。
つまり、これが不倫につながるということです。
男性は大きな子供と同じだということを女性は忘れていはいけませんが、
大人の男性は男としてのプライドがあるため、女性側は男のプライドを立てながら男性に接していくことが必要になります。
嘘をつくという行為は人間が生まれつき持っているもの
子供というのは、時々、両親に嘘をつくときがありますが、
両親が子供に嘘をつくことを教えているわけではないのにも関わらず、子供は自然に嘘をつくということを身につけています。
人間という生き物は、嘘をつくことを誰からも教えてもらっていなくても嘘をつくという行為をおこないます。
嘘をつくという行為は、私たち人間の誰もが生まれつき持っている側面のひとつであり、私たち人間が持っている悪の側面のひとつであると言われています。
世の中で発生している多くの事件というのは、ひとりの人間のひとつの嘘から始まるケースがほとんどです。
嘘というのは、人を騙す行為ですので、本来であれば、夫婦間、親子間での嘘は発生させてはいけません。
そうでなければ、夫婦間や親子間での信頼関係の構築が難しくなります。
私は、多くのクライアントの皆さんたちに、たとえ配偶者が嘘をつくことをしても、皆さん自身が配偶者に嘘をつくことをしないようにお勧めしています。
理由は、もしもあなた自身がちょっとしたことで、嘘をついてしまうような習慣を持っているとしたら、
あなたは自分の配偶者が嘘をつくという行為について止めさせることができなくなるからです。
子供も男性も嘘をつく動機は同じ
もしかしたらあなたにも経験があるかもしれません。
あなたが子供だった頃、もしかしたらあなた自身も両親に嘘をついてしまった経験があるのではないでしょうか。
嘘をつくという行為は、私たち人間の誰もが生まれつき持っている側面のひとつであり、私たち人間が持っている悪の側面のひとつでもありますので、
おそらく、一度も嘘をついたことがないという人はこの世の中にはいないはずです。
もしもあなた自身が、幼少時代に自分の両親に嘘をついてしまった経験があるとしたら、
その時、なぜ、あなたは両親に嘘をついてしまったのでしょうか?
では、なぜ、子供というのは両親に嘘をついてしまうのでしょうか。
おそらく、多くの子供たちは、
・両親に怒られたくないから
・両親に責められたくないから
・両親にうるさく言われたくないから
・両親に心を開いていないから
・両親に心配をかけたくないから
・両親に秘密を隠しておきたいから
・両親に話をしても反対されたり、文句を言われるだけだから
・両親に話をしても理解してもらえないから
などといった理由から、両親に嘘をついてしまうのではないでしょうか。
実は、男性が自分の妻に嘘をつく理由もこれらと同じような理由だったりします。
男性が女性に嘘をついてしまう心理背景には、
”嘘をつくことで自分を守っている”
という潜在的な理由があるのです。
本当のことを言えない夫婦関係が根本的な問題
なぜ、夫が妻に嘘をつかなければいけないのかというと、根本的には『本当のことを言えない夫婦関係』が存在するからです。
多くのご夫婦の皆さんは、この事実に気づいていないかもしれませんが、そもそも、“本音を言えない夫婦関係”を維持していること自体が大きな問題なのです。
なかには、結婚生活を続けるうちに、お互いが心の中に抱えている”本音”というものを、言えなくなってしまった、というご夫婦の皆さんも多いことと思います。
本来、夫婦間で『嘘をつく』ことは、発生してはいけないことです。
理由は、嘘をつくことによって、夫婦の信頼関係が崩れていくからです。
しかし、もしもあなたが夫に、
「嘘をつかないで。」
と言ったからといって、今まで嘘をついていた配偶者が、直ぐに嘘をつくのを止めるでしょうか。
おそらく、そうはならないことでしょう。
では、どうしたら、夫たちが嘘をつくのを止めさせることができるのでしょうか。
方法はひとつしかありません。
もしも、あなたの夫があなたに対して嘘をつく男性だったとしたら、まずは、本音を言える夫婦関係というのを、築く必要があります。
本音を言える夫婦関係の構築こそが、男性の嘘を止めさせるための唯一の方法なのです。
本音を言える夫婦関係を構築することは勇気がいることです。
しかし勇気を出して、お互いに安心して本音を言える関係を構築することによって、夫は妻に嘘をつく必要性がなくなるのです。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
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Q.1 あなたは、ご主人にお願いをきいてもらいたいと思っていらっしゃいますか?
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